2023年12月18日はSHINee・ジョンヒョンさんの6周忌だ。
そのほかにも、コメディアンのチェ・ソインさんの6周忌、俳優パク・ユンベさんの3周忌でもある。
ジョンヒョンさんは2017年12月18日、ソウルのあるレジデンスで心配が停止した状態で発見された。通報を受けて出動した警察と救助隊員によって近くの病院に運ばれたが、この世を去ってしまった。享年27歳。
警察はジョンヒョンさんの死亡を“極端な選択”と結論付け、遺族との相談の末に解剖は行わないことにした。以降に公開された遺書には「憂鬱が私を飲み込んだ」などの内容が含まれており、ファンをより一層悲しみに包んだ。
ジョンヒョンさんの6周忌となった本日、SHINee公式SNSには「いつもあなたを愛しています」という文と彼の写真が投稿された。写真には、華麗な照明の下で熱唱するジョンヒョンさんの姿が収められており、故人に向けたファンの懐かしさが高まっている。
ジョンヒョンさんは2008年にSHINeeのメンバーとしてデビューし、数多くのヒット曲で大衆に愛された。またグループ活動だけでなく、ソロとしても活発に活動。IUの『A Gloomy Clock』、EXOの『PLAYBOY』、イ・ハイの『BREATH』なども手掛け、クリエイターとしても非凡な才能を持ち合わせていた。
ジョンヒョンさんの遺族は、2018年に非営利公益法人を設立し、文化芸術活動に専念する芸術家の成長を励ます公益活動を展開している。
そしてコメディアンのチェ・ソインさんも6周忌を迎えた。彼女は卵巣がんの再発で闘病していたなか、2017年12月18日にこの世を去った。享年35歳。
1983年生まれのチェ・ソインさんは世宗大学音楽科を卒業し、SBS公開採用10期をきっかけにコメディアンとして活動を開始。2011年からは、tvN『コメディビッグリーグ』で専攻していたピアノのスキルを生かしたコーナーで注目を集めた。
2014年に卵巣がんが発覚したあとは、多くの大学病院を転々としながら度重なる手術を受けていたことが分かった。だが彼女は、何度も手術を受けながらもステージに立つなど、情熱を失わなかった。闘病中、「完治に近い」という判定を受けたが、卵巣がんの再発により、この世を去ることとなった。
ほかにも2020年の同日には、ドラマ『田園日記』で愛された俳優パク・ユンベの訃報が伝えられた。享年73歳。1973年にMBC6期公開採用タレントとしてデビューしたパク・ユンベさんは、『田園日記』で演じたウンサムというキャラクターで一躍ブレイクし、『不滅のイ・スンシン』(04)、『淵蓋蘇文』(06~07)などのドラマに出演した。
しかし、2019年に肺線維症が発病したことで闘病生活に。翌年6月からは入院、闘病生活を送ったものの、惜しくもこの世を去る結果となってしまった。
2021年に放送されたTV朝鮮のドキュメンタリー番組で、『田園日記』で共演していた俳優イ・ゲインは「(パク・ユンベは)最初、新型コロナウイルスに感染したと思ったと言っていた」とし、「病院で、肺が固まって粉になっていると言っていた。タバコをたくさん吸ったからだ。病院に行った時は手遅れだった」と当時の状況を伝えたことがある。
(記事提供=OSEN)
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