韓国芸能界が非常事態だ。多くのスターがインフルエンザにかかり、イベント不参加が続出している。
【画像】インフル感染の人気アイドル、“麻薬デマ”について言及か
出演作『Sweet Home －俺と世界の絶望－』シーズン2がNetflixで絶賛配信中の女優コ・ミンシは12月15日、ファッションブランドのイベントに参加予定だったが、A型インフルエンザと診断されたことで急遽キャンセルとなった。
PR会社は「コ・ミンシのフォトウォールイベントがインフルエンザ感染により、やむを得ず中止となった」とし、「突然の日程変更で混乱を与えて大変申し訳ない。ご了承ください」と伝えていた。
そしてガールズグループ(G)I-DLEのシュファも同日、A型インフルエンザの陽性判定を受け、予定されていたスケジュールがキャンセルされている。所属事務所CUBEエンターテインメントは、「今日（15日）未明、メンバーのシュファが微熱および風邪の症状で救急室を訪問したところ、A型インフルエンザの陽性判定を受けた。現在、シュファは医療スタッフの所見に基づいて予定されたスケジュールをすべて中断し、十分な休息と安定を取っている」と説明。
続けて「当該疾病は伝染性のある危険疾病であるため、今日予定されていたKBS2『2023ミュージックバンク・グローバルフェスティバル』の事前収録は、アーティストおよびファンの皆さんの安全のために、やむを得ず出演取り消しとなった」と付け加えた。
シュファに先立ち、(G)I-DLEはミンニが公演中に突如退場するという事態が発生した。ミンニは13日、アメリカの音楽フェス「Jingle Ball 2023 in Philadelphia」の出番途中、コンディション不良でステージから退いていた。
このほかにも、10月にはLE SSERAFIMのチェウォン、ユンジン、カズハが同じくA型インフルエンザ陽性判定を受け、タイで予定された「2023 LE SSERAFIM TOUR ‘FLAME RISES’ IN BANGKOK」が中止となった。特に、チェウォンはA型インフルエンザ治療後も、後遺症によって活動を一時的に中断したことがある。
各種授賞式や音楽番組などで普段よりも稼働が多くなる年末。人気タレントであればあるほど出演回数も増えるだけに、体調には最新の注意を払って、気持ちよく1年を締めくくってもらいたいものだ。
（記事提供＝OSEN）
◇コ・ミンシ プロフィール
1995年2月15日生まれ。韓国・大田広域市出身。20歳のときにウェディングプランナーとして就職したが、女優の夢を諦められずソウルに上京。その後、ウェブドラマや短編映画に出演し経験を積む。2018年の映画『The Witch／魔女』で、主人公ジャユン（演者キム・ダミ）の親友役を演じて話題に。2020年にはNetflixオリジナルシリーズ『Sweet Home －俺と世界の絶望－』で“バレエ少女”イ・ウニュ役を熱演し、2023年7月26日に韓国で公開された映画『密輸』（原題）での演技が評価され、“韓国版アカデミー賞”とも言われる「第44回青龍映画賞」の新人女優賞を受賞した。2023年12月1日より配信されるNetflixオリジナルシリーズ『Sweet Home －俺と世界の絶望－』シーズン2にも出演予定。
◇ミンニ プロフィール
1997年10月23日生まれ。(G)I-DLEのタイ人メンバーで、グループ内ではメインボーカルを担当している。2015年に自身の通うボーカル＆ダンススクールで現所属事務所CUBEエンターテインメントのオーディションが実施され、合格した。その後、韓国語をまったく話せない状態で渡韓。3年半にわたって練習生として過ごし、デビューまでにネイティブレベルの韓国語を習得している。神秘的なビジュアルとは裏腹に、愛嬌があり涙もろい。
◇キム・チェウォン プロフィール
2000年8月1日生まれ。2018年にMnetのオーディション番組『PRODUCE 48』に出演し、IZ*ONEのメンバーとしてデビューした。透き通るような歌声に定評があり、日本のバラエティ番組出演時には、ZONEのヒット曲『secret base ～君がくれたもの～』のフレーズをアカペラで歌ったことも。韓国では「グループ内で一番均整の取れた体形をしている」とされており、小さな頭や華奢なスタイルがたびたび話題となる。IZ*ONE解散後、2022年5月にLE SSERAFIMのリーダーとしてデビュー。
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