女優2人を“損切り”…飲酒運転事故や広告モデル裁判の処理まで行って決別した韓国芸能事務所とは

2023年12月02日 話題

女優のソ・イェジ(33)が4年間所属した芸能事務所ゴールドメダリストとの契約を終了し、話題になっている。

【画像】ソ・イェジ、復帰作で“19禁シーン”敢行

先立って、元“天才子役”の女優キム・セロン(23)とも再契約しなかったゴールドメダリストは、ソ・イェジとも別れ、「選択と集中」を実践する姿を見せた。

“初期メンバー”ソ・イェジとの別れ

ゴールドメダリスト側は11月30日、「この4年間、当社と共にしたソ・イェジ氏の専属契約が今日をもって終了した。ゴールドメダリストとソ・イェジ氏の同行は終わったが、ソ・イェジ氏と一緒に過ごした大切な記憶を長く大事にしたい。2019年、当社を信じて第一歩を共にしてくれた美しい女優ソ・イェジ氏に感謝の気持ちを伝え、新しい出発を心から応援する」と公式立場を通じて伝えた。

ソ・イェジ
(写真提供=OSEN)ソ・イェジ

直前のソ・イェジに関する話題は、彼女の校内暴力疑惑に関する広告関連のものだった。ソ・イェジが校内暴力疑惑と関連して広告主に損害賠償責任を負う必要はないと、裁判所が判決を下したのだ。

裁判所は、広告主であるユハン健康生活がソ・イェジとゴールドメダリストを相手に起こした訴訟で、契約解約にともなう返還責任だけを認め、「ゴールドメダリストが(モデル料4億5000万ウォンのうち)2億2500万ウォンを支給せよ」と判決した。

ソ・イェジが過去に校内暴力を行い、恋人をガスライティング(相手を精神的に支配・操作する精神的虐待の一種)したという疑惑が提起されたことで、ユハン健康生活はソ・イェジが「品位維持約定」に違反したと主張。モデル料、違約金、損害賠償を請求する訴訟を起こしたのだが、疑惑の真偽と関係なくソ・イェジのイメージが毀損されたため、ユハン健康生活が広告モデル契約を解約したのは適法だと判断されたのだった。

これに対してゴールドメダリスト側は「疑惑の提起自体により、広告主の信頼が崩れたという理由で約定にともなうモデル料の一部返還を引用されただけ」とし、「ソ・イェジに対する疑惑は事実ではなく、このような内容が判決で疎明された以上、ソ・イェジに対する根拠のない疑惑提起と無分別な非難を慎むことをお願いする」と伝えた。

ソ・イェジ
(写真提供=OSEN)ソ・イェジ

このようにソ・イェジ関連の広告問題の収拾を最後に、ゴールドメダリストはソ・イェジと別々の道を歩むことになった。

ソ・イェジは2019年に設立されたゴールドメダリストに俳優キム・スヒョン、キム・セロンと共に“初走者”として専属契約を結んで勢いに乗った。しかし、その後に浮き彫りになった私生活の議論、かつて恋人だった俳優キム・ジョンヒョンとのガスライティング疑惑に足を引っ張られ、昨年放送されたドラマ『イブ』(原題)を通じて復帰を知らせたが、世論を味方にするには力不足だった。

飲酒運転事故のキム・セロン

ソ・イェジに先立ってゴールドメダリストは2022年11月、キム・セロンとの専属契約を終えている。

キム・セロン
(写真提供=OSEN)キム・セロン

キム・セロンは昨年5月に飲酒運転し、ガードレールや街路樹、変圧器などに何度もぶつかる事故を起こして議論に包まれた。当時、血中アルコール濃度は免許取り消し基準を上回る0.2%以上と測定され、キム・セロンが出演した作品は非常事態に陥った。

最終的に、Netflixシリーズ『ブラッドハウンド』はキム・セロンの出演分量の一部を編集し、SBSドラマ『車輪』からは降板となった。女優としての責任感を忘れて迷惑をかけたキム・セロンだった。

当時、キム・セロンは事故翌日に自筆謝罪文を載せ、「より慎重で責任感を持って行動しなければならなかったが、そうできなかった。心からおわびする。事故による被害は現在、会社と共に整理していく途中であり、最後までコミュニケーションして積極的に解決できるよう最善を尽くす」と頭を下げた。

そんなキム・セロンは今年8月、EI brothersのシングル『Bitter sweet』のミュージックビデオを通じて復帰。飲酒運転事故を起こして約1年3カ月、罰金刑を宣告された1審から4カ月が過ぎた時点だった。キム・セロンの復帰に対する人々の見方も冷ややかだった。

事故で生じた被害に対してキム・セロンとゴールドメダリストは補償を進め、ゴールドメダリストがキム・セロンの違約金および損害賠償金を代わりに返済したと知られた。

ソ・イェジに対してもキム・セロンに対しても、ゴールドメダリストは所属事務所として最善を尽くしたといえる。決別は仕方がないといわざるを得ない。

(記事提供=OSEN)

◇ソ・イェジ プロフィール

1990年4月6日生まれ。2013年のドラマ『ジャガイモ星』でデビューし、魅力的なマスクと演技力で存在感を示した。『夜警日誌』(2014年)、『ラスト・ゲーム~最後に笑うのは誰だ?!』『パパはスーパースター!?』(2015年)、『ファンタスティック・クラブ』『君を守りたい~SAVE ME~』(2017年)などに出演。2020年のドラマ『サイコだけど大丈夫』で、強烈な絵本作家コン・ムニョンを演じながら本格的な人気を得た。

◇キム・セロン プロフィール

2000年7月31日生まれ。9歳から子役として活動を始め、スクリーンデビューとなった2009年公開の主演映画『冬の小鳥』では孤児院に捨てられた少女を熱演。カンヌ国際映画祭に韓国の役者史上最年少で招待された。2010年に公開された『アジョシ』ではウォンビンと共演し、大韓民国映画大賞新人女優賞を最年少で受賞した。現在は実力派女優として多方面に活躍。特に、2019年に韓国で放送されたドラマ『レバレッジ:詐欺操作団』では、凄腕の女泥棒役を見事に演じて魅力的な姿を披露した。

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