イ・ヨンエの危機迫る演技も! 2019年冬の韓国映画界で大活躍の女優たち

2019年12月20日 映画 #韓国映画

女優イ・ヨンエ、ヨム・ジョンア、チョン・ヘジンが冬の韓国映画界に衝撃を与えた。

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イ・ヨンエは映画『私を探して』(原題)を通じて、6年前に行方不明になった息子を捜す母親・ジョンヨンを演じた。見知らぬ場所、見知らぬ人の中から息子を捜す母の爆発的な感情を見事に演じ、作品への没入度を一層高めた。

大胆なアクション演技にも自ら挑戦し、観客からは「さすがイ・ヨンエ」という声が尽きなかった。手に汗握る予測不可能な物語も観客に重い余韻を残し、イ・ヨンエは数多くの海外映画祭から公式正体されるなど、華麗な歩みを続けている。

ヨム・ジョンアもまた、作品ごとに多彩なキャラクターを消化し、無限の魅力を発散している。代表作と代表キャラクターを更新し続ける彼女であるだけに、今回映画『始動』(原題)で見せた姿も印象的なものだった。

『始動』の劇中で、ヨム・ジョンアは誰よりも息子のテギル(演者パク・ジョンミン)を愛しているが、不器用な元バレーボール選手の母親ユ・ジョンヘを演じた。まさに原作コミックから飛び出したようなシンクロ率と、セリフ一つで観客を泣かせ、笑わせるカメレオンのような演技で大きな反響を得た。

「2019年はヨム・ジョンアの年」とされるほどお茶の間とスクリーンを駆け回ったヨム・ジョンア。何度目となるかわからない全盛期への華麗なスタートを切った。

去る6~7月に放送されたドラマ『検索ワードを入力してください:WWW』(原題、tvN)で女性視聴者の心を掴んだのは、チョン・ヘジン。自信に満ちたポータルサイト運営会社の取締役ソン・ガギョンを演じ、女性の強さを見事に表現した。

そんなチョン・ヘジンは、韓国で去る12月19日に公開された映画『白頭山』でも大きな存在感を放った。

『白頭山』は、朝鮮半島に災害をもたらすとされる白頭山の最後の噴火を防ぐため、奮闘する人々を描く作品。白頭山に大韓民国観測史上最大規模の噴火が発生し、朝鮮半島を飲み込む追加噴火が予測される中で繰り広げられる災難映画だ。

チョン・ヘジンは劇中で、白頭山の噴火を防ぐために地質学教授カン・ボンレ(演者マ・ドンソク)に最後の作戦を提案する民政主席チョン・ユギョンを演じた。冷徹な判断力とカリスマ性を兼ねそなえた人物を立体的に描き出し、観客から大きな反響を得ている。

2019年のお茶の間とスクリーンを魅了し、世の女性の“ワナビーアイコン”となったチョン・ヘジン。今後の活躍には期待が高まるばかりだ。

人々を引き付ける演技と、同性の心を揺さぶる魅力で信頼の名優となったイ・ヨンエ、ヨム・ジョンア、チョン・ヘジン。彼女たちが来る2020年をどのように駆け抜けるのか、世間は大きな関心を寄せている。

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