韓国俳優に麻薬を提供したとされる現職医師、拘束されるか…テレビ出演や表彰された過去も

2023年11月27日 話題

麻薬疑惑をかけられている俳優のイ・ソンギュンが2次精密鑑定でも「陰性」判定を受けたなか、麻薬を提供した疑いの現職医師が拘束されるかどうかが決まる。

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法曹界によると、仁川(インチョン)地裁は本日(11月27日)14時30分、麻薬類管理に関する法律違反の容疑で事前拘束令状が請求された現職医師A氏の拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を行う。

当日の審問は、仁川地裁・令状専担部長判事が引き受ける予定であり、同日午後遅くに拘束されるかどうかが決まるものと予想される。

麻薬の“提供元”なのか

医師A氏はソウル江南(カンナム)の高級クラブ女室長B氏を通じて、イ・ソンギュンらに麻薬を提供した疑いがかけられている。

イ・ソンギュン
(写真提供=OSEN)イ・ソンギュン

先立って警察は、ソウル江南にあるA氏の自宅と彼が運営する病院を家宅捜索し、各種医療記録や彼の車などを確保した。

家宅捜索の結果、A氏の携帯電話と病院の医療記録から麻薬前科6犯のB氏に麻薬を供給した疑いが発見された。すでにB氏は、ヒロポンなどの麻薬を数回投薬した疑いで10月に拘束されている。特にB氏は、A氏から麻薬を供給してもらい、イ・ソンギュンらに麻薬を渡したと主張した。

A氏が運営する病院は今年、プロポフォールを過度に処方した事例が多く、保健当局から警告を受けていたという。

またA氏は過去に総合編成チャンネルの健康番組などに出演して顔を知らせ、A氏が運営した病院はメディアが主催した健康分野の授賞式で賞を受賞したこともあるという。

イ・ソンギュンは2度の警察調査で「A氏が私を騙して薬を渡した」「麻薬だとは知らなかった」と主張し、犯行の故意性を否認したことが明らかになった。さらにイ・ソンギュンは、尿を利用した簡易試薬検査、毛髪による精密検査をはじめ、脇毛など追加採取した体毛からも「陰性」判定が出ており、麻薬を使用した痕跡が出なかった。

イ・ソンギュンの麻薬疑惑に関して警察の直接的な物証が発見されていないなかで、麻薬の“提供元”と名指しされた医師A氏が拘束されるかどうかに関心が集まっている。

(記事提供=OSEN)

◇イ・ソンギュン プロフィール

1975年3月2日生まれ。2001年、MBCのシチュエーションコメディ『恋人たち』(原題)でデビュー。2007年のドラマ『白い巨塔』韓国版で正義感の強い“チェ・ドンヨン(日本の里見脩二)役”を演じてブレイクし、『コーヒープリンス1号店』『パスタ~恋が出来るまで~』『ゴールデンタイム』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』と数多くの人気ドラマに出演した。映画『僕の妻のすべて』『最後まで行く』『パラサイト 半地下の家族』などでも高い演技力を発揮。プライベートでは2009年5月に女優チョン・ヘジンと結婚しており、同年11月に長男が、2011年8月に次男が産まれている。

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