韓国映画『始動』(原題)が、上映初日の12月18日から23万3390人の観客を動員してボックスオフィス1位に浮上した。
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『始動』は、正体不明の料理人コソク(演者マ・ドンソク)と、不器用な反抗期青年テギル(演者パク・ジョンミン)、意欲だけはある反抗期青年サンピル(演者チョン・ヘイン)が、本当の世の中を知ってゆく姿を描く。
去る11月21日に公開され、現時点で観客動員数1000万人を突破している『アナと雪の女王2』の記録を28日ぶりに破った韓国映画となった『始動』。人気WEB漫画を原作にした確かなストーリー性と出演陣の名演技によって、観客から大きな反響を得た。
また、韓国で口コミを通じて熱い旋風を巻き起こした『インサイダーズ/内部者たち』(公開初日23万949人/最終707万3516人)のオープニングスコアを超え、興業の勢いは早くも「2019年冬のスクリーン街を鷲掴みにするほどだ」とされている。
インターネット上でも、『始動』の熱い人気がうかがえる。
韓国ポータルサイトの最大手NAVERでは、実観覧客レビュー10点満点中9.42点を記録。韓国のシネマコンプレックスCGVのゴールデンエッグ指数は91%、各種映画サイトでは口コミの反響が絶えないといった具合だ。
観客からは「久しぶりに爆笑しながら見た映画」「味のある演技。観て後悔しない」「家族、恋人、友達、みんなが笑って楽しめる映画」「10代の頃を思い出させる映画」といった称賛のコメントが絶えず寄せられている。
魅力的なキャラクターによる愉快なシナジーと、確かなストーリー性で老若男女に笑いと感動を伝える『始動』。2019年冬の韓国映画界に、新たな旋風を巻き起こすことは間違いないだろう。
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