“20周年”東方神起のカムバなど大イベント控えるSMエンタ、四半期史上最大の業績…NCTなどが牽引

2023年11月08日 話題

韓国大手芸能事務所SMエンターテインメントが、今年第3四半期のCD・音源売上増加により、四半期史上最大の実績を残した。

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SMは11月8日、今年の第3四半期の連結基準の営業利益が505億ウォン(約58円)、売上高が2663億ウォン(約306円)を記録したと明らかにした。

これは、前年同期比70%(営業利益)、12%(売上高)も増加した数値で、四半期単位では最大となった。そして当期純利益は前年同期(292億ウォン=約33億5000万円)比189%増の842億ウォン(約96億8000万円)を達成。第3四半期の営業利益率は前年同期比6.5%p増加した19%を記録している。

SMエンターテインメント
(写真提供SMエンターテインメント)社屋

事業別で見ると、第3四半期に発売されたCDの販売量は871万枚で、前年同期(415万枚)を大きく上回り、四半期最大の販売量を記録。NCT DREAMが432万枚のほか、EXO、NCT、RIIZEなどもミリオンセラーを達成している。そしてaespaは北米、アジア、ヨーロッパを含むワールドツアーで18公演を行い、グローバルファンダムを拡大した。

系列会社別では、「ドリームメーカー」の営業利益が39億ウォン(約4億4800万円)で前年同期比38.4%増加し、「SMC」も前年同期比122%増加した12億ウォン(約1億3700万円)の営業利益を記録。一方で「SM C&C」は営業利益9億ウォン(約1億円)で前年比20%減少、「KEYEAST」は営業損失4億ウォン(約4600万円)だったものの、前年に比べて赤字を大幅に減らしている。

なお、SMは今年第4四半期、来年第1四半期も好調を維持する見通しだ。

今後も人気アーティストの新譜目白押し

10月にはNCT 127のフルアルバム『Fact Check』、RIIZEのシングル『Talk Saxy』がリリースされ、11月にはWayVの2ndフルアルバムを皮切りに、aespaの4thミニアルバム、Red Velvetの3rdフルアルバムなどが控えている。続いて12月にはNCT 127のシングル、東方神起の9thフルアルバムが発表される予定だ。

そして来年第1四半期には、NCTがグローバル活動を目標に英語でのフルアルバムを発売する予定で、シングルも準備しているという。そのほかNCT DREAM、NCT NEW TEAM
の新譜も予告されている。

さらに、SMは音楽パブリッシング事業も引き続き強化する。短期的には、子会社のKreation Music Rightsが年内に80人の作家を確保する予定だ。海外でも現地法人の設立を通じて、K-POP進出を希望する海外作家を積極的に迎え入れる計画だ。

SMのチャン・チョルヒョク代表理事は「年末までにaesap、Red Velvet、テヨン(少女時代)をはじめ、デビュー20周年を迎えた東方神起のフルアルバムおよびコンサートなどアーティストの活発な活動が続き、来年もしっかりとしたアーティストラインナップ、多様なコンテンツを披露する」とし、「子会社のKMRが積極的にグローバル作家の迎え入れを推進することで、良質な曲を安定的に需給し、今後は外部レーベル、企画会社への音楽販売がSMの新規収益源として定着するようにする」と明らかにした。

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