“薬物疑惑”G-DRAGONの潔白信じるファンも出頭現場に…温床となった高級店への出入りは明言せず

2023年11月06日 話題 #BIGBANG

G-DRAGONの出頭現場に多くのマスコミとファンが駆けつけた。

【写真】G-DRAGON、“余裕の笑み”で警察に出頭

違法薬物の使用容疑が持たれている歌手G-DRAGON(本名クォン・ジヨン、35)が11月6日、仁川論峴(インチョン・ノンヒョン)警察署に出頭した。髪の色は抜いておらず、黒いスーツ、青いシャツの比較的フォーマルな装いだった。

署に到着し、ボディーガードと一緒に車から降りたG-DRAGONは、ストレッチをしながら余裕満々な様子で堂々と取材陣の前に立った。そして「麻薬に関する犯罪はしていない。それを明らかにするために、この場に来た。今は他の話をするよりも早く調査を受けることが重要だ」と強調した。

BIGBANG、G-DRAGON
出頭したG-DRAGON

今回の事件は、俗称“1%”と呼ばれるソウル江南(カンナム)の高級会員制クラブで、麻薬が流通しているという情報を得た仁川警察署の捜査によって発覚した。

G-DRAGONに先立ち、俳優イ・ソンギュンに薬物を渡したとされる同店の女性マネージャーAには、麻薬など前科6犯があったことが判明。今回の事件で拘束される前の簡易検査でも、大量の向精神薬成分が検出された。警察はAの供述によって、G-DRAGONの薬物容疑を確認したという。

しかし、G-DRAGONはAに薬物を無料提供していた現役医師との関係を否定。一方で当該施設への出入りについては「様子を見なければならない」と明確には答えなかった。

海外から駆け付けたファンも

現場には韓国国内外から100人余りの取材陣が殺到しただけでなく、G-DRAGONのファンまで集合し、大きな人混みを作っていた。アイドルグループBIGBANGのリーダーとして世界規模の有名人となったG-DRAGONが、久しぶりに姿を現す場でもあっただけに、大衆の注目が集まることは必然だったといえる。

わざわざ海外から訪れたファンもいた。台湾から来たというファンは「G-DRAGONを見るために韓国に来た」とし、「明日帰国する」と明らかにした。そして現在、韓国に留学中だという中国ファンも、G-DRAGONの出頭現場を見守るために来たと明かした。

ほかにも、BIGBANGのファン歴7年という韓国人男性イさん(23)は、「G-DRAGONの無罪を固く信じている。潔白なので自ら出頭したと思う」と述べた。

先立って仁川警察庁・麻薬犯罪捜査界は10月25日、麻薬類管理に関する法律違反の疑いでG-DRAGONを立件し、捜査していると明らかにした。その後、G-DRAGONは弁護士を通じて「麻薬を投薬した事実はない」と容疑を否認し、「捜査に積極的に協力する」と明らかにした。

なおG-DRAGONは2011年に大麻吸引の疑いで捜査当局の調査を受け、起訴猶予処分となったことがある。犯罪の事実はあったと判断されるが、再発防止を約束したので裁判にかけられることはなかったという意味だ。当時、YGエンターテインメントは「日本ツアーの時に参加したお酒の席で、若い日本人からタバコを勧められ、好意に応える意味で2、3口だけ吸いこんだ」と釈明していた。

◇G-DRAGON プロフィール

1988年8月18日生まれ。本名クォン・ジヨン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビュー。BIGBANGのリーダーで、グループ内ではラッパーを担当している。作詞・作曲、そしてプロデュースのスキルにも定評があり、数多くの楽曲をヒットさせた。2019年10月に除隊。2022年4月に『Still Life』を発表して約4年ぶりにカムバック。2023年6月にYGエンターテインメントとの契約が終了した。

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