韓国公演界の重鎮(86)が、孫娘ほどの女子大学生に性的暴行を働いた疑いで懲役刑を宣告された。
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11月2日、韓国法曹界によると、水原(スウオン)地裁安山(アンサン)支院は最近、類似強姦などの疑いで起訴された80代男性に懲役3年を言い渡した。併せて40時間の性暴力治療プログラム履修、5年間の児童・青少年・障害者関連機関への就職制限も命じている。
男性は4月18日昼頃、京畿道(キョンギド)安山市に位置する芸術大学の研究室で、勤労奨学生として働いていた20代女性に強制的にキスし、身体を触るなどの性的暴行を働いた罪で裁判にかけられた。
当時、被害者女性が「やめてほしい」「嫌だ」と拒否したにもかかわらず複数回キスし、「何でこんなにたくさん着てるの?」「君が女に見える。とてもきれいだよ。学生に見えない」などと言っていたことも明らかになっている。
その後、女性は衝撃によって何度も“極端な選択”を試みており、現在も心理療法を受けているという。
裁判所は「被告人が権力を利用して被害者に性暴力を働いた。被害者が断って捜査機関が警告したにもかかわらず、被告人は犯行以降、被害者に数回連絡するなど2次被害も与えた」と指摘しながらも、「被告人が犯行を自白した点、高齢・健康状態を理由に善処を訴えた点などを考慮した」と量刑理由を明らかにした。
なお、加害者の男性は韓国公演界の重鎮として学内の劇団で舞台を総括するなど、2000年から2003年にかけて兼任教授として在職していた。以降、学校の資料を整理・分析する業務の責任者として嘱託職員として勤めていたが、この事件によって罷免されている。
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