事務所にも見放され“事実上の解散”となったFIFTY FIFTY、米授賞式には復帰メンバー1人だけが参加

2023年10月30日 K-POP #FIFTY FIFTY

専属契約と関連した紛争を終えて所属事務所に戻ったガールズグループFIFTY FIFTYのキナが、アメリカの音楽授賞式「ビルボード・ミュージック・アワード」に1人で参加する。

【注目】復帰したFIFTY FIFTYメンバー、紛争の“黒幕”を明かす

10月30日、所属事務所ATTRAKTによると、キナは来る11月19日(現地時間)に開催される「2023ビルボード・ミュージック・アワード」への出席を確定した。

ビルボード・ミュージック・アワードでFIFTY FIFTYは、「トップデュオ/グループ」と「トップグローバルK-POPソング」部門にノミネートされている。

FIFTY FIFTYは今年2月に発表した『Cupid』が海外で大きな人気を集め、歴代K-POPガールズグループ史上最短期間で米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」に入り、“中小芸能事務所の奇跡”と呼ばれた。

FIFTY FIFTY
(写真提供=OSEN)FIFTY FIFTY。左からシオ、セナ、アラン、キナ

しかしメンバーの4人は、精算問題やメンバーの健康管理、保護の不備などを理由に、デビュー7カ月で所属事務所に専属契約効力停止仮処分を出した。裁判所はFIFTY FIFTY側の主張をすべて棄却し、所属事務所の手を挙げた。

その後、メンバー4人のうち、3人は徹底抗戦を続けると宣言するも、キナだけは訴訟を取り下げて所属事務所に復帰した。すると所属事務所ATTRAKTは「10月19日付でキナを除く残り3人、セナ、シオ、アランに対する専属契約解除を通知した。重大な契約違反行為に対するいかなる是正と反省もないことに対して措置を取った」と伝えた。

そのためFIFTY FIFTYは事実上の“解散”と見られている。

◇FIFTY FIFTYとは?

キナ(2002年生まれ)、セナ(2004年生まれ)、シオ(2004年生まれ)、アラン(2004年生まれ)の4人で構成されたガールズグループ。全員が韓国出身。確率的に五分五分という意味を持つグループ名には、理想と現実、そしてそのなかに共存する存在になるという思いが込められた。2022年11月にアルバム『THE FIFTY』でデビュー。2023年2月に1stシングルアルバム『The Beginning: Cupid』をリリースし、そのタイトル曲『Cupid』が大ヒット。米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」に20週以上も連続チャートイン(最高順位17位)し、BLACKPINKが持っていた歴代K-POPガールズグループの連続チャートイン記録(8週連続)を大幅に更新した。“中小芸能事務所の奇跡”と呼ばれた。

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