韓国芸能史に残る“汚名アイドル”、3つ目の性犯罪が明らかに…裁判中の犯行、被害者は厳罰求める

2023年10月24日 話題

ボーイズグループB.A.P出身のヒムチャンが強制わいせつの容疑で裁判中に、また別の性犯罪に手を染めていたことがわかった。

【写真】ヒムチャン、韓国芸能史に残る「汚名アイドル」

10月24日、ソウル西部地裁・刑事合意12部(クォン・ソンス部長判事)が強姦、性暴力処罰法上のカメラ等を利用した撮影・通信媒体を利用したわいせつ行為の容疑で起訴されたヒムチャンの初公判期日を進行した。

検察によると、ヒムチャンは2022年5月、自身を自宅に連れていってくれた被害者を強姦し、不法撮影した後、翌月に被害者と連絡する過程でわいせつ物を送った疑いをかけられている。

そもそも2022年5月は、ヒムチャンがそれ以前に犯した強制わいせつ事件で裁判を受けていた時期だ。

公判に出席したヒムチャンは容疑を認め、被害者側は和解の意思がないとして厳罰を求めた。

ヒムチャン
(写真提供=OSEN)ヒムチャン

強制わいせつ容疑が2件も

先立ってヒムチャンは2018年7月に20代女性に強制わいせつした容疑で、2019年4月に在宅起訴された。2021年2月に開かれた1審で懲役10カ月、性暴力治療プログラム40時間の処罰を宣告されたが、控訴。しかし今年2月の控訴審で懲役10カ月を言い渡され、法廷拘束された。4月には最高裁判所3部で懲役10カ月が確定している。

ヒムチャンは服役中の状態で去る8月、2つ目の強制わいせつ容疑に対する3次公判に参加。2つ目の強制わいせつ容疑は2022年4月、ソウル龍山(ヨンサン)に位置する知人の飲食店で女性2人の腰をつかむなど強制的にわいせつ行為をした容疑だ。同年10月に起訴された。

これと関連してヒムチャンは、被害女性2人に1000万ウォン(約100万円)を支払って合意した。この事件で裁判を受けていたところ、今回全貌が明らかになった3つ目の性犯罪の話が出て、事件の併合進行を要求したりもした。

ヒムチャンは2012年にB.A.Pメンバーとしてデビュー。ただグループは2019年までにメンバー脱退および専属契約満了などで解散した。

◇ヒムチャン プロフィール

1990年4月19日生まれ。2012年に6人組グループB.A.Pのメンバーとしてデビュー。B.A.Pは2018年8月にメンバー2人が脱退し、2019年には残ったメンバーたちと所属事務所の契約が終わり、事実上の解散となった。ヒムチャンはソロ歌手として2020年10月25日に新曲を発表している。

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