メンバー2人が“活動中断”だからこそ…さらに強くなったBilllie、5人でカムバック「世界的な愛を」

2023年10月23日 K-POP

さらに強くなったガールズグループBilllieが5人体制での初活動に乗り出す。

【画像】Billlie・ツキが「生まれつきアイドル」と称賛されているワケ

Billlieは本日(10月23日)18時にシングル『side-B : memoirs of echo unseen』をリリースし、タイトル曲『DANG! (hocus pocus)』で活動を始める。

この日、アルバム発売を控えてソウル麻浦区の新韓pLayスクエアライブホールでは、メディアショーケースが開かれた。前作から約7カ月ぶりに披露する新譜だ。

今回の活動には、ムン・スアとスヒョンを除いたシユン、ション、ツキ、ハラム、ハルナの5人で臨む。ムン・スアは4月に実兄でASTROメンバーのムン・ビンさんの悲報を受け、健康上の理由で活動を休んできた。スヒョンは6月、健康回復のために一時的に活動を中断すると伝えた。

5人体制での活動は初めて

Billlie
(写真提供=MYSTIC STORY)Billlie

シユンは「メンバーたちの健康が最優先だと思った。今後7人がもっと長く一緒にいるためには、今、健康管理をしっかりしなければならないと思った」と述べ、「そんな時期があるからこそ私たちはもっと強くなり、Billlieを守らなければならないと考えるようになった。今回の活動も熱心に準備したので、たくさん期待して愛してほしい」と頼んだ。

ムン・スアとスヒョンの復帰時点については、「今回の活動の歌を聞いて良いと言ってくれ、引き続き連絡を取り合っている」と話すにとどめ、まだ具体的な復帰時点を明かすのは難しいと付け加えた。

ハラムは「メンバー全員の大切さをもう一度考えることになった。私たちBilllieは、一人ひとり力量が大きいメンバーが集まったということをもう一度悟った」とし、「後で7人バージョンの活動も期待してほしい」と付け加えた。

Billlie・ハラム
(写真提供=MYSTIC STORY)Billlie・ハラム

今回のシングルは、これまでBilllieが見せてきた姿とは異なる「サイドB」の物語を聞かせることを予告する。Billlieはデビュー以降、「紫色の雨が降っていた11日、消えたBilllie」というミステリーな事件を2つのシリーズアルバムに有機的に含めてきた。Billlieだけのストーリーテリングの技法で「ビリーバース」(Billlie+ユニバース)を構築した。

今回のシングルでは、そんな「ビリーバース」をさらに拡張する。Billlieは、誰もが成長して一度は経験したことのある悩みと悟り、感情の変化をBilllieならではのスタイルで表現した。

Billlie・ハルナ
(写真提供=MYSTIC STORY)Billlie・ハルナ

ハラムは「これまで披露した2つのシリーズの延長から派生した“別伝”として準備したアルバムだ」と紹介。シユンはストーリーテリングをつなぐ音楽性がBilllieの強みだとし、「デビューから膨大な叙事の中でアルバムを準備してきただけに、今回もたくさん気に入ってもらえると思う」と期待した。

タイトル曲『DANG! (hocus pocus)』は、頭が「デン」と鳴るときに使う感嘆詞で、内面の自我と絶えずコミュニケーションして、ある瞬間に知っていたことにひびが入り、「自分」の世界が広くなるときに出る言葉だ。ダイナミックなビートと演出の上に、自分が見る自身の姿と他人が見る自分の姿との間のギャップをBilllieならではの感覚的な言語で解きほぐした点が特徴だ。ハイスピードのビートと強烈でパワフルな振り付けが目立つ。

Billlie・シユン
(写真提供=MYSTIC STORY)Billlie・シユン

ツキは「前回のアルバムでもキリングパートを引き受けて20回以上録音したが、今回は50回も録音した」と努力を伝えた。またミュージックビデオについてシユンは「映画に出てくるマルチバースの感じで試してみた。平行宇宙があるという考えで準備した。ビリーバースの中で見ていただければ、もっと没頭して見ることができるだろう」と話した。

Billlie・ツキ
(写真提供=MYSTIC STORY)Billlie・ツキ

グローバルな活躍に期待大

Billlieは去る9月27日、収録曲『BYOB (bring your own best friend)』を先行公開した。同曲は発売直後、アメリカやイギリスを含めフランス、ドイツ、ロシア、カナダ、日本など数多くの地域のiTunes K-POPトップソングチャートの上位圏に入り、Billlieのグローバルな上昇傾向を証明した。

ションは「ミュージックビデオをソウルのきれいな場所で撮影した。漢江(ハンガン)、マート、ルーフトップ・カフェなどで撮影した。国内ファンだけでなく海外ファンの方々もその場所を訪れ、きれいな写真を残してほしい」と話した。

Billlie・ション
(写真提供=MYSTIC STORY)Billlie・ション

各曲の英語バージョンも一緒に収録され、グローバルファンとも密接にコミュニケーションする予定だ。ハラムは「全トラックが英語であるだけに、ぎこちなく聞こえないように熱心に練習した」と述べた。海外活動計画についてツキは「5月に日本デビューしたが、今後も多様な海外活動を準備中なので多くの期待をお願いする」と耳打ちした。

多様なバラエティ番組で活躍中のツキは「様々な放送で呼んでくださって、自分の魅力を知らせることができてうれしい。ゆっくり休みながら活動しているので、健康のことは心配しなくてもいい」と堂々と語った。

Billlieは前作のタイトル曲『EUNOIA』で初めて音楽番組1位に輝き、成長を実感させた。ションは「“音源強者”という修飾語を得たい。『DANG!』が世界的に多くの愛を受けてほしい」という願いを付け加えた。ハルナは「多様な音楽番組で1位になりたい。また年末には女子グループ賞も受賞したい」と抱負を語った。

Billlie
(写真提供=MYSTIC STORY)Billlie

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