俳優のユ・アインがプロポフォールや大麻などの麻薬常習投薬の容疑などで裁判にかけられる。
ソウル中央地検・強力犯罪捜査部(キム・ヨンシル部長検事)は10月19日、ユ・アインを麻薬類管理法違反、大麻喫煙および教唆、証拠隠滅教唆、医療法違反、詐欺などの疑いで在宅起訴した。
ユ・アインの知人で美術作家のチェ氏(32)も大麻喫煙、特別犯罪加重処罰等に関する法律(報復脅迫)、犯人逃避罪などの疑いで一緒に在宅起訴された。
ユ・アインは2020年9月から2022年3月までソウル一帯の病院で、美容施術の睡眠麻酔を口実に、計181回にわたって医療用プロポフォールなどを常習投薬した疑いがかけられている。ユ・アインが投薬した麻薬類はプロポフォール、ミダゾラム、ケタミン、レミマゾラムの計4種である。
さらに2021年5月から2022年8月まで、他人名義で睡眠薬を不法処方で買い入れ、大麻喫煙および教唆、証拠隠滅教唆などの疑いも適用された。
共犯であるチェ氏は、ユ・アインと共に自身の犯行を隠そうと共犯者であるユーチューバーのヤン氏を海外に逃避させ、他の共犯者に対しては陳述を覆すよう懐柔・脅迫したと調査された。
検察は9月21日にユ・アインとチェ氏に対する拘束令状を請求したが、裁判所で棄却された。
◇ユ・アイン プロフィール
1986年10月6日生まれ。韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名になる。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演して活躍している。
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