韓国映画界の名優がこの世を去った。9月18日、俳優のビョン・ヒボンさんが亡くなった。享年81歳。
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膵臓がんの診断を受け、闘病の末に一度は完治判定を受けた故人だが、がんの再発により亡くなったという。
ビョン・ヒボンさんはtvNドラマ『ミスターサンシャイン』にキャスティングされるも、撮影前に受けた健康診断で膵臓がんが発覚。この事実を2019年に放送されたtvNバラエティ番組『ナイコレチャム』で好評し、多くの視聴者から応援されていた。
1942年6月8日生まれのビョン・ヒボンさんは演劇俳優として活動したのち、1966年のMBC声優公開採用2期で芸能界デビューを果たした人物だ。
その後はドラマにも進出し、『第一共和国』『朝鮮王朝500年：ソル・ジュンメ』『ホ・ジュン』など数多くの作品に出演。 また、ポン・ジュノ監督の映画『ほえる犬は噛まない』『殺人の追憶』『グエムル』などで観客に強い印象を残した。
第21回百想（ペクサン）芸術大会ではテレビ部門人気賞を受賞し、『グエムル』で第27回青龍（チョンヨン）映画賞では助演男優賞を獲得。2020年には大衆文化芸術分野最高権威の政府褒賞である大衆文化芸術賞銀冠文化勲章を受賞した。
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