出演中、または連続出演が予定された作品から不意の負傷で降板となるのは、俳優本人だけでなく視聴者にとっても残念な事態だ。
今度は女優のコ・アソンが負傷で作品から降板し、大きな残念さを残した。
コ・アソンはTVINGオリジナルシリーズ『春画恋愛談』(原題)から降板する。個人日程中に生じた負傷により、残念な決定を下した。
彼女は9月8日に負傷を知らせた。個人的な日程中、お尻の骨を折って病院に入院し、全治3カ月の診断を受けた。神経損傷が発生する危険性もある負傷であるため、医療陣の所見に従って当分治療に専念することを決めた。
そのためコ・アソンは、出演予定だったTVINGオリジナルシリーズ『春画恋愛談』から降板することを決めた。同作は、王室の公主であるファリ公主が夫を直接指名する“プマカンテク”のために世の中に出て、自由な恋愛を楽しみながら繰り広げられるロマンス時代劇だ。SF9・チャニ、ソン・ウヒョンなどがキャスティングされた。
ファリ公主役で視聴者と会う予定だったコ・アソンは、降板によってお茶の間復帰を先送りすることになった。コ・アソンに代わってコ・アラが『春画恋愛談』に合流し、新しくスタートを切ることになった。
そんなコ・アソンに先立って、負傷によって作品から降板した俳優たちがいる。
代表的に『吹けよ、ミプン』のオ・ジウン、『大王の夢』のパク・チュミ、『オオカミ』(原題)のハン・ジミンなどだ。
オ・ジウンは『吹けよ、ミプン』の撮影中、走るシーンを撮影して全治2カ月の足首前方靭帯断裂に遭い、途中降板することとなった。オ・ジウン側は「手術前に予定されていた撮影日程を終えて降板することになった。多くの努力を傾けただけに非常に傷心が大きい。早い回復と良い作品で報いたい」と伝えた。
オ・ジウンに代わってイム・スヒャンが投入され、『吹けよ、ミプン』は最高視聴率26.6%を記録した。
『大王の夢』にて善徳(ソンドク)女王役を熱演したパク・チュミは、撮影のための移動で交通事故に遭い、甲状軟骨の骨折、膝、腹部、首などの擦り傷で4~5週間、安静にしなければならないという診断を受けて入院した。
撮影現場への復帰意志が強かったが、仕方なく途中降板し、ホン・ウニがバトンを受け継いだ。
『オオカミ』に出演したSHINHWA・エリックと女優のハン・ジミンは、スタントマンの車に轢かれる事故で負傷した。精密検査後、ドラマは再開されるものと見られたが、制作が中断され、計8話のドラマ『私の人生のスペシャル』(原題)が代替編成された。
『オオカミ』はそのまま早期終映という悲運を迎えた。
想定外の負傷で作品から降板せざるを得なかった俳優は少なくない。俳優本人も視聴者も悲しむ不幸な事態は、二度と発生してほしくはないが…。
(記事提供=OSEN)
◇コ・アソン プロフィール
1992年8月10日生まれ。1999年に広告モデルを務めてデビュー。2006年にポン・ジュノ監督の映画『グエムル-漢江の怪物-』で映画デビューし、「第27回青龍映画賞」新人女優賞を最年少で受賞した。その後も『スノーピアサー』『優しい嘘』『ビューティー・インサイド』などで深みのある演技を披露し、韓国映画界を代表する女優に成長。またドラマ『ドラゴン桜(韓国版)』『自己発光オフィス』『ライフ・オン・マーズ』などを通じてお茶の間でも存在感を示している。
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