SEVENTEENが日本ドームツアーの華麗なスタートを切ったなか、メンバーのジョシュアがステージで見せた行動に注目が集まっている。
SEVENTEENは6日、東京ドームで日本ドームツアー「SEVENTEEN TOUR『FOLLOW』TO JAPAN」の開幕を知らせた。
公演初日となったこの日は活動を休止していたスングァンが復帰し、負傷により同公演への出演が叶わなかったリーダーのS.COUPS(エスクプス)が観客席に登場するなど、数々のドラマが日本のファンを一層熱狂させた。
一方で、今回の日本ドームツアーに対して複雑な思いを抱えたファンも少なくなかった。
去る8月、韓国では「SEVENTEEN・ジョシュアが一般女性と熱愛中」との報道が世間を騒がせた。報道後、本人及び所属事務所はこれといった立場を明らかにせず黙秘を貫いており、こういった姿勢もファンの怒りを買った。
今回の東京ドーム公演はジョシュアの熱愛報道以降初となるSEVENTEENのコンサートだ。それだけに、開催前から日本にとどまらない多くのファンがジョシュアをはじめとするメンバーの動向に注目していたことは言うまでもない。
ファンにとっても期待と不安が入り混じる東京ドーム公演初日であったが、終盤にはジョシュアがステージ上で涙を流すというまさかの展開が会場を騒然とさせた。
メンバーが公演の感想を伝える場面で「東京ドームでのファンミーティング以来ですね。ここで再会できたことにとても感謝しています」と切り出したジョシュアは、熱愛報道に対する言及こそないものの涙ぐみながら「僕の原動力はずっとCARATの皆さんです。皆さんからの愛を忘れずに、皆さんに僕の気持ちを伝えるためにもっと頑張っていきます」とコメント。「いつもありがとうございます」とファンに感謝を伝えた。
ジョシュアはデビュー以降まったくといっていいほど涙を見せたことがなく、そんなジョシュアが流した涙には多くのファンが考えさせられたようだ。
このコメントの様子はすでにSNS上で拡散されており、韓国のネット上でも「あのジョシュアがこんなに涙を見せるなんて」「ファンも傷ついたがジョシュアも十分傷ついた。これからは頑張る姿を見せてほしい」「幸せでいてくれたらそれでいい」「SEVENTEENのメンバーになってくれてありがとう」といった励ましの声が続々と寄せられた。
しかし、一方で「真相に触れるどころか言及すらせずに泣かれても困る」「泣きたいのはファンのほうだ」「恋人にもファンにも許されたいという思いは都合がいいのではないか」「泣く前にやることがあったはずだ」といった批判的な声も目立った。
とはいえ、現状は「スキャンダルに対する感情はさておき、今回の東京ドーム公演を通じてジョシュアはSEVENTEENにいなければならない存在だと実感した」というファンの声が圧倒的だ。騒動の余波がどれほど続くのかは定かではないが、“公演中はただ純粋にステージを楽しもう”という姿勢を貫くことも大切なのかもしれない。
なお、SEVENTEENは本日(7日)東京ドーム公演を締めくくり、11月23・24日に埼玉ベルーナドーム、11月30日、12月2・3日にバンテリンドーム ナゴヤ、12月7日、9・10日に大阪京セラドーム、12月16・17日に福岡ペイペイドームと日本ドームツアーを続ける。
◇ジョシュア プロフィール
1995年12月30日生まれ。本名ホン・ジス、英語名ジョシュア・ホン。ロサンゼルス出身の韓国系アメリカ人。2015年にSEVENTEENのメンバーとしてデビューした。グループ内ではボーカルチームに所属し、サブボーカルを担当している。優れたビジュアルに定評があり、韓国では「ビジュアルプリンス」と呼ばれることも。紳士的な性格から「ジェントルマン」の愛称で親しまれるが、独特なギャグセンスで“メンバー随一のおもしろキャラ”としてもポジションを確立している。
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