脱税疑惑が解消されていない人気ウェブ漫画『女神降臨』の作者Yaongyi(ヤオンイ)が、富川(プチョン)国際アニメーションフェスティバル(BIAF)の審査委員に選ばれた。
9月5日、BIAF側は「富川国際アニメーションフェスティバルの国際競争審査委員にウェブトゥーン『女神降臨』のYaongyi作家が選ばれた」と明らかにした。
だが彼女の審査委員選定についてオンライン上では、「これは正しいのか」「まだ疑惑も解消されていないのに」「議論もあるのに子供たちに良くない影響を与えそうだ」といった非難の声が出ている。
Yaongyiには今年3月、脱税疑惑が浮上した。当時、国税庁が納税義務を果たさなかった高所得事業者84人に対する脱税容疑を確認して調査に着手した結果、彼女が含まれた。
議論が大きくなるとYaongyiは、「2022年11月16日に国税庁の税務調査があり、誠実に調査に臨んで法人カードおよび車両に対する私的使用の疑惑がないことを認められた」と立場を明らかにした。
それと共に「誤って処理した一部の項目に対しては税金が賦課された事実がある。現在、出版業界とウェブトゥーン業界に対する付加価値税関連の法的解釈に論争があり、専門会計士の助力を得て積極的に疎明している。今後活動をしながらも納税義務を誠実に履行し、自らにさらに厳しくなるよう努力する」と釈明した。
そんな疑惑についてBIAF側は、本紙『スポーツソウル』との通話で「Yaongyi作家はウェブトゥーン作家である以前に、韓国アニメーション高等学校を卒業してアニメーション的にキャリアがある。その部分を高く評価して審査委員に選定した」と話した。
続けて「まだ法的な問題が明らかになった部分はなく、作家本人が“脱税ではない”という立場を明らかにしたため、審査委員に選定した」と説明した。
ただ疑惑浮上後、彼女に対するオンライン上の反応は冷ややかであるため、新たな火種となる可能性は否めない。
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