フランスの日刊紙がBLACKPINKのコンサートを酷評し、話題を集めている。
仏メディア『ル・パリジャン』は9月2日(現地時間)、今年5月から8月までスタッド・ド・フランスとパリ・ラ・デファンス・アリーナで開催された有名アーティストの公演を独自評価した結果を発表した。
BLACKPINKは7月15日にスタッド・ド・フランスでワールドツアー「BORN PINK」のアンコール公演を行っている。同日、会場には5万5000人の観客が訪れた。
同メディアは今回の独自評価について「とても主観的な順位」と前置きしつつも、「スタッド・ド・フランスを埋め尽くした観衆がいたからといって、それに見合う公演というわけではない」とし、「韓国のK-POP熱風を起こしたBLACKPINKコンサートの帰路で下した結論」と切り捨てた。
また「ダンスがあまりに教科書的で、メンバー間のコミュニケーション不足でたびたびお互いの前を通り過ぎた」と指摘。他にも、メンバーたちを写すビデオ映像が荒くカメラが不安定だった点、休み時間が多すぎてリズムが崩れた点も短所として挙げた。
さらに公演の最後のほうで、ジェニーが「戻ってくる」という言葉を残してステージから一時離脱した点も取り上げ、「人気にそぐわないショーだった」と酷評した。
なおBLACKPINKは、K-POPガールズグループ最大規模のワールドツアーを展開中だ。来る9月16、17日にはソウルの高尺(コチョク)スカイドームで公演し、長かったワールドツアーを終える。
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