【レポ】“集団強姦容疑”で懲役刑が下され…裁判所で後悔の涙を流すスターたち

2019年11月30日 話題

裁判部は判決に先立って、「被告人は有名な芸能人とその友人。集団準強姦、矯正わいせつ、準強制わいせつという犯罪を犯し、これを知人らとのトークルームに共有するなどした。女性を単純な性的快楽の道具として扱った」とし、「被告人らは若年ではあるが、単純な好奇心によるいたずらと見るには罪質があまりにも深刻だ。厳重な処罰は避けられない」と明かした。

チョン・ジュニョンの行為については「酒に酔って抵抗不可能な被害者を集団で姦淫し、その様子を撮影してトークルームに流した。後で知った被害者が受ける苦痛は見当もつかないほど激しい」と伝え、チェ・ジョンフンの主張に対しては「強制わいせつに関しては無罪」としながらも、「反省の色が見えない」と指摘している。

「チョン・ジュニョンに関しては容疑の一部を認めて反省している点、同様の犯罪で処罰されたことがなく、資格停止以上の刑を受けたことがない点を考慮した。チェ・ジョンフンは、酒に酔った被害者を集団で姦淫し、その後反省していない」

判事の判決に、被告人らは深いため息をついてうなだれた。チョン・ジュニョンとチェ・ジョンフンは昨今の状況を受け入れがたいとでも言うように、涙を止めることができなかった。しかし、遅れた後悔も無駄だった。裁判部の判断の通り、スターとして愛された2人は歪んだ性認識と反省の色が見えない態度を示し、芸能人を夢見ていたという被害者たちに消えない傷を残した。

これに先立って11月13日に行われた結審公判では、「罪質と、被害者との合意が実現していない点を考慮した」としてチョン・ジュニョンとチェ・ジョンフンにそれぞれ懲役7年と5年が求刑されていた。

共に起訴されたキム氏とクォン氏にはそれぞれ懲役10年、ホ氏には懲役5年が求刑されていたが、彼らに関しては半分近く少ない量刑が決定された。ホ氏に関しては執行猶予を宣告するなど、検察の求刑とは大きな差がつけられた。

このような裁判所の判断を踏まえると、芸能人という職業を通じて富と名声を享受したチョン・ジュニョンとチェ・ジョンフンは、それだけ背負い責任も重いことがうかがえる。

ただ、被告人は一審判決以降、一週間以内に控訴できる。結果はもう少し見守る必要がありそうだ。一時は多くのファンから声援と愛を一身に受けたスターらが、芸能人としての責任を持って自らの罪を心から反省することを願う。

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