まるで『ジョン・ウィック』?イ・ソンミン×ナム・ジュヒョク『復讐の記憶』の本編映像解禁

2023年08月16日 映画 #韓国映画

俳優イ・ソンミン、ナム・ジュヒョクの初共演作『復讐の記憶』から、本編映像が解禁となった。

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本作は、過去に家族を理不尽に失って以来、家族を亡き者にした裏切り者への復讐を心に誓い生きてきた80代の老人ピルジュ(演者イ・ソンミン)が、60年前から計画していた復讐計画を実行するという物語。

ピルジュと親しい20代の青年インギュ(演者ナム・ジュヒョク)が運転手として雇われるが、何も知らないインギュは犯行現場近くの監視カメラに映り込んだことで第一容疑者にされてしまう。認知症によって記憶を完全に失う前に復讐を成し遂げたいピルジュと、ピルジュに巻き込まれ同行するインギュ。2人は予測不能な追走劇へ身を投じ、やがて衝撃の真実が明らかになる。

今回、解禁となった本編シーンは、ピルジュの指示で、ある車を尾行していたインギュが「ニュース見ました?昨日の病院で会長が死にました。容疑者は若い男だそうです」「現場にいたから気になって」とピルジュに矢継ぎ早に質問する場面から始まる。

状況が掴めず、不安を隠せないインギュに対し、冷静な表情のピルジュは「どこにも行かずに待っててくれ」と言い残し、ある家へ入っていく。手には消音装置の付いた古い銃。そこにいたのは、かつて幼なじみだった兄を死に追いやったヤン・ソンイク教授だった。

「生きて帰れないことを知りながら、幼なじみを日本人に売り渡した。はした金でね」と詰め寄るピルジュ。そして銃口を向けるが、うまく作動せずもみ合いに。しかし、執念でまさるピルジュがついに発砲し、まるで老人版“ジョン・ウィック”のごとく、愛する者を奪ったヤン教授への復讐を遂行する。

しかしその発砲音を聞き駆けつけたインギュが殺人を犯したピルジュを目撃してしまうのだった。

激しく動揺しその場に立ち尽くすインギュに対し、「車へ、早く乗るんだ」と強い口調のピルジュ。イ・ソンミン演じる殺人犯のピルジュと、ナム・ジュヒョク演じる容疑者にされたインギュ、対照的な二人の表情がこのあとの予測不能な逃走劇を予感させ、復讐の行方とともに目が離せない本編シーンとなっている。

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数々の傑作映画・ドラマで存在感を発揮してきた名優イ・ソンミンが「まず話がとても面白かった。今までやったことのないものが物語に含まれていて演じる上でとても魅力的に感じた」と語る本作。これまでにないリベンジアクションドラマは必見だ。

『復讐の記憶』は、9月1日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋他にて全国順次公開。

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