「グッド、軍隊免除だ」失神の演技・嘘のうつ病で“兵役不正”を働いた韓国歌手たち、本日(8月10日)一審

2023年08月10日 話題 #兵役

ボーイズグループVIXXの元メンバーRAVI(30、本名キム・ウォンシク)らの一審判決が、本日(8月10日)下される。

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韓国法曹界によると、ソウル南部地裁刑事7単独は同日午後、兵役法違反などの疑いで起訴されたRAVIなど9人に対する宣告期日を決める。

RAVIは、昨年12月に拘束起訴されて裁判中の兵役ブローカー・ク氏と共謀し、虚偽の“てんかん診断”で兵役を逃れようとした疑いが持たれている。ほかにもラッパーのNaflaは、ソウル瑞草(ソチョ)区庁の社会服務要員服務中、所属事務所「GROOVL1N」の共同代表キム氏、ク氏などと共謀し、うつ病の症状が悪化したという虚偽の報告で、服務不適合判定を受けようとした疑いが持たれている。

(写真提供=OSEN)Nafla(左)とRAVI

検察は4月、RAVIに懲役2年、Naflaに懲役2年6カ月を求刑。検察の公訴事実によると、RAVIはシナリオを受け取り、失神したかのように演技し、病院検査を受けたという。以降、RAVIは2021年に“てんかん”と思われるという診断書を兵務庁に提出すると、シナリオ製作者から「グッド、軍隊免除だ」というメッセージを受け取っていたことが分かっている。Naflaはうつ病の症状悪化を装って服務不適合判定を受けようとする過程で、瑞草区庁の社会服務要員配置後、141日も出勤しなかったことが分かった。

ただし、RAVIとNaflaの弁護人は、4月の最終弁論で検察が提出した証拠に対して、すべて同意し、容疑を認めた。ただ、反省しているという点を強調し、善処を訴えた。

RAVI自身も「愚かで卑怯な選択をした」とし、「私によって誠実に服務するすべての方々と、私を愛してくださった方々に申し訳なく思う。私によって傷ついた“てんかん”患者と家族に謝罪する」と述べた。

Naflaも「やっと手に入れた機会がとても大切だった。私にとって、いつも気にかかっていたことが軍隊だった」とし、「今は私の過ちがどれほど大きいかを悟った。誠実に軍服務を履行している方々、ファン、うつ病患者たちに申し訳なく思う。遠い国に住む家族にも、どれほど大きな悲しみを与えたかを悟った」と涙を流した。

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