『悪霊狩猟団』俳優、“いじめ疑惑”暴露者に対して海外での告訴を諦めた理由…側近が経緯明かす

2023年07月21日 話題

“いじめ疑惑”に対して、韓国俳優が海外での訴訟を検討していると伝えられた。そんななか、彼の側近が訴訟を諦めた理由について口を開いた。

【写真】「やつれた?」活動中断のチョ・ビョンギュ

7月21日、ある韓国メディアは俳優のチョ・ビョンギュが名誉回復とドラマ復帰のため、いじめ暴露文を投稿した人物に対して、ニュージーランドで民事訴訟を進めるための関連内容を調べたと報道した。

長期化しているワケ

この件について同日、チョ・ビョンギュの側近は、本サイトが提携している韓国メディア『OSEN』に「ニュージーランド訴訟を考えた時期は2021年だ。当時、韓国で刑事告訴も進行中だった」と明らかにした。ここで言及された2021年は、チョ・ビョンギュのいじめ疑惑が提起された時期だ。

また、この側近は、約12億ウォン(約1億3000万円)をかけて訴訟を考えたという話に対しても「最終判決まで考慮した時、予想される弁護士費用を案内されたが、報道された金額は正確な費用ではない」と説明している。

チョ・ビョンギュ

『OSEN』の取材をまとめると、2021年当時、チョ・ビョンギュはニュージーランドの民事訴訟に関して調べたが、最終判決までの訴訟手続きが長く、判決を受けたとしても損害賠償で補填されるしかないため効率性が落ちると考え、訴訟を放棄したということだ。

ただ、韓国での訴訟は続けている。現在、暴露者が韓国に来た場合、直ちに召喚調査を行うという段階のため、ニュージーランド訴訟はすでに考慮もしていないという。

なお、チョ・ビョンギュは『SKYキャッスル』(2018)、『ストーブリーグ』(2019)、『悪霊狩猟団:カウンターズ』(2021)と大ヒットドラマに出演してきたが、2021年に学生時代のいじめ暴露を受けた。

これに対しチョ・ビョンギュは潔白を主張し、暴露者を告訴したりもした。計3件のいじめ主張文の内2件は、投稿者が自主的に削除したり、公式に虚偽であることを認めて終息した。

ただ、残り1件は告訴を進行したが、アカウントの持ち主が海外に居住しているため召喚に応じず、調査結果を受け取れない状況だ。チョ・ビョンギュとしては早期解決を望んでいるが、相手側が召還に応じないため長期化している。

(画像=tvN)

そのため、チョ・ビョンギュは残りの1件を警察に任せて、俳優業に復帰することとなった。『悪霊狩猟団:カウンターズ』シーズン2、『弱虫の歴史』(原題)の撮影を進めている。

(記事提供=OSEN)

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