俳優マ・ドンソクの次回作が決まった。
BIGPUNCHエンターテインメントは6月23日、米メディア『DEADLINE』の単独報道を引用し、マ・ドンソクがハリウッド映画『Hell Divers』の製作者兼出演者に決まったと明らかにした。作家ニコラス・サンズベリー・スミスの同名のベストセラー小説が原作となる。
製作は、映画『アンチャーテッド』(2022)を製作したアラド・プロダクションが引き受ける。また、『アメイジング・スパイダーマン』(2012)、『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)でアカデミー賞候補に選ばれたVFXスーパーバイザーで、アニメーション監督のジェローム・チェンと共に製作すると説明している。
ここに、マ・ドンソクとB&Cコンテンツのプロデューサー、クリス・S・リーが設立したゴリラ8プロダクションが加わる。脚本は映画『Plane』(2023、原題)と『ザ・コントラクター』(2022)を手がけたJ・P・デイヴィスが担当する。マ・ドンソクは劇中、主人公Xavier役を演じる。
『Hell Divers』は、第3次世界大戦から2世紀後の世界が舞台となる。人類は最後の砦である巨大な飛行船で暮らしながら住みやすい地域を探し回り、2つの飛行船だけが残ることになる。そんな人々の生存は、飛行船の部品を収集するために地球の表面をスカイダイビングする“ヘルダイバー”と呼ばれる者たちにかかっている。『Hell Divers』シリーズは最近、10作目が出版された。
マーベルスタジオの設立者で元CEOのアヴィ・アラドがアリ・アラドと共同設立したアラド・プロダクションは、キャラクターやブランドを映画、テレビ、アニメーション、ゲームなどへの商品化に特化したプロダクションだ。映画『ヴェノム』『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)などのヒット作を製作し、『Borderlands』『ナルト』『ワンパンマン』『メタルギアソリッド』などの人気コンテンツの映像化を準備している。
ジェローム・チェンは「原作小説の長年のファンとして、アドレナリンあふれる話を立派なストーリーテラーたちと共に作っていくことに加え、マ・ドンソクがキャラクターに彼の特別な能力と感情を吹き込むのを見ることができて、非常に期待される」と付け加えた。マ・ドンソクもやはり「この特別で有名な科学小説の映像化のために、アラド・プロダクション、ジェローム・チェンと共に製作者として参加することになり嬉しい。そしてXavierというキャラクターを演じることになったことを光栄に思っている」と感想を伝えた。
アリ・アラドも「マ・ドンソクが私たちの『Hell Divers』チームに合流することに対して、より一層うれしく思う」とし、「彼の才能とカリスマ性が、Xavierの勇気と精神を、全世界の観客が好む形で具現化することを信じる」と明らかにした。クリス・S・リーも「この立派なチームの卓越した才能と、マ・ドンソクの独特な立ち位置とアクションブランドを活用し、私たちは新世代の観客のためのポスト・アポカリプティック・ジャンルに多様なアクションで満ちた新鮮なコンテンツを提供する予定だ」と計画を説明した。
主演俳優でありプロデューサーでもあるマ・ドンソクと、彼の製作パートナーでもあるクリス・S・リーが設立したゴリラ8プロダクションは、オリジナルおよび既存のIPを基に、映画、テレビシリーズ、アニメーションなど、すべてのメディアでプレミアムグローバルコンテンツを製作することに専念している。
(記事提供=OSEN)
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