“スパイシー”な夏を送るK-POP女性グループaespa、「唯一無二と呼ばれたい」【独占インタビュー】

2023年06月25日 K-POP #aespa

2021年に発表した『Next Level』で数々の新人賞を受賞し、第4世代ガールズグループの幕開けを知らせたaespa(エスパ)。

【写真】aespa、“渋谷のギャル”に大変身

彼女たちは2023年、10カ月ぶりのカムバックを果たし、“スパイシー”な魅力で再びK-POP界を熱く盛り上げた。

aespaは2021年の「第30回ソウル歌謡大賞」で新人賞を受賞し、今年1月に開かれた「第32回ソウル歌謡大賞」では本賞を受賞した。同授賞式を主催した本紙『スポーツソウル』とも縁が深く、aespaのメンバーたちは口をそろえて『スポーツソウル』の創刊38周年を祝った。

カリナは「38周年、本当におめでとうございます。(私たちが)このようにお祝いできて感謝している」とし、「デビューして一度だけもらえる新人賞を“ソウル歌謡大賞”でもらって、最初の記憶がとても良い」と『スポーツソウル』との思い出を振り返った。

「恨みを晴らす」としていたウィンター

aespa。左からニンニン、ウィンター、カリナ、ジゼル

aespaは最近、K-POPの勢力図を塗り替えている第4世代ガールズグループの中でも、一番先に注目されたグループだ。

大手芸能事務所SMエンターテインメント所属という背景もあったが、韓国初の“メタバースガールズグループ”という世界観、従来のガールズグループとは明確に異なる音楽とコンセプトで注目され、第4世代ガールズグループの始まりを知らせた。

10カ月ぶりにカムバックしたaespaにとって、今回の活動は重要な分岐点だった。aespaは去る5月に発売した3rdミニアルバム『MY WORLD』で、完璧な“変化”を選んだ。

デビュー曲『Black Mamba』から『Next Level』『Savage』『Girls』まで、仮想世界とアバターという世界観を土台に、強烈で“戦士”のような曲を相次いで披露してきたaespaは、今回のタイトル曲『Spicy』では、あたかもアメリカのハイティーン映画の主人公のように、自由奔放で愛らしい魅力を見せながら、国内外の主要アルバムおよび音源チャートを席巻。韓国の音楽番組では4冠達成などの成果を収めた。

これに先立って開かれた記者懇談会でウィンターは、「(これまでのタイトル曲が)暗くて奥深い話ばかりしてきたので、私たちは恨みを抱いている。『Spicy』でその恨みを晴らしたい」と話したりした。

aespa

その恨みをすべて晴らすことはできたかという問いに、ウィンターは「音楽番組も終わってフェスティバルを国内、海外で行っているが、たしかに夏には『Spicy』がよく似合うようだ。活動後も『Spicy』でファンの方々と“辛い”夏を過ごしているようでうれしい」と満足感を示した。

ここに華麗な美貌とパフォーマンス、独特な世界観に隠されていたしっかりとしたライブの実力まで証明し、第4世代ガールズグループの間で自分たちだけの領域を育てているaespaだ。

「CDを飲み込んだようだ」「これがライブだ」といった反応を聞いて気分が良かったというニンニンは、「練習もたくさんして準備もたくさんしたが、その努力をわかってくれたようでうれしい。これからもたくさん期待して愛してほしい」と願った。

バラエティ番組でも活躍したaespa

今回のアルバムは、初動(発売から1週間の販売量)169万枚(HANTEOチャート基準)を突破し、歴代K-POPガールズグループの初動記録を更新したのはもちろん、NCT 127が保有していたSMエンタ所属アーティストの最高記録も塗り替えた。

(画像提供=SMエンターテインメント)

第4世代ガールズグループの中でも屈指のファン層を持つaespaは、最もうれしい称賛として「唯一無二のグループ」を挙げた。ジゼルは「メンバー個人としても、チームとしても唯一無二の存在だと認められたようで気分が良かった」と話した。

音楽活動だけでなく、多様なバラエティ番組でもaespaを見つけることができてうれしいという反応が多かった。カムバック前後にKBS2『スーパーマンが帰ってきた』、JTBC『知ってるお兄さん』、YouTubeバラエティ『GYM JONG KOOK』『大したものはないが』などに出演し、率直ではつらつとした魅力で目を引いた。

特にカリナが出演した『大したものはないが』は、再生回数1230万回(6月19日基準)を超え、多く反響を呼んだ。カリナは「今回活動しながら様々なバラエティに出演したが、よく見たという連絡が本当にたくさん来て、道端で気づかれることも多くなった」と話した。

アルバム活動後、aespaは海外活動に力を入れている。K-POPグループとして初めて第76回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットに立ち、6月10日には米ニューヨークで開かれた「ザ・ガバナーズ・ボール・ミュージック・フェスティバル2023」のメインステージにK-POPグループとして初めて参加し、現地を熱く盛り上げた。

(写真提供=SMエンターテインメント)

また、6月24日のインドネシア・ジャカルタ公演を皮切りに、アメリカ、欧州、アジア地域でのグローバルツアーを継続する。「グローバルファン拡張」というSMエンタの「3.0戦略」により、今年下半期には北米市場をターゲットにアルバム発売、およびプロモーションと活発な活動を続ける予定だ。

カンヌに行くとは想像もできなかったというジゼルは、「素敵な方々と一緒にレッドカーペットを踏むことができてとても光栄だった。心配していたより、関心もたくさん持ってくださって、気に入ってくださって感謝している」と感想を伝えた。

今後予定されている海外活動について、カリナは「グローバルファンの方々ともたくさん会えたらと思う。今回のザ・ガバナーズ・ボール・ミュージック・フェスティバルでライブバンドセッションと共にパフォーマンスをしたが、その記憶がとても良かった。次は完全体でやれればいいなと思った」とし、健康問題でしばらく活動を中断していたジゼルと一緒にステージに立つ日を約束した。

『Spicy』の活動を成功裏に終えたaespaは、発売日は未定ではあるものの、初のフルアルバムの準備も進行中だ。

ウィンターは、「『Spicy』活動を終えた後も、多様な活動でファンの皆さんにお会いする予定だ。どんな姿で現れるのか、楽しみにしていてほしい」と呼びかけた。

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