「世界で活躍するアイドルをこんな風にしか使えないのか」
BLACKPINK・ジェニーの女優デビュー作となった『The Idol』が再び議論を呼んでいる。
6月18日(現地時間)に公開された『The Idol』3話では、主人公ジョスリン(リリー・ローズデップ)がテッド・ロス(ザ・ウィークエンド)と過ごしている間に、ダイアン(ジェニー)がジョスリンに代わって、センターでパフォーマンスをすることになるシーンが繰り広げられた。
このシーンで、ジェニーは身体のラインがあらわになった衣装を着用してステージに上がり、男性ダンサーと密着するようなダンスを披露。この時、特定の部位に男性のダンサーが触れるような動作を見せ、ネット上では批判や怒りの声が続出した。
ネット上では「これはひどい」「えっ何その衣装…」「Weekndに幻滅した」「もう見たくない」「世界で活躍するアイドルをこんな風にしか使えないのか」といった非難の声が相次いでいる。
このような批判は今回が初めてではない。
6月5日(現地時間)に初公開された1話のあるシーンが問題視された。劇中、ジェニーはブラトップとホットパンツを着用して男性ダンサーたちと踊った。しかし踊る過程で男性ダンサーたちと体を密着させる部分が扇情的だとし、議論の対象になったのだ。
『The Idol』は、歌手のザ・ウィークエンドと、HBO『ユーフォリア/EUPHORIA』のサム・レヴィンソン監督が製作総指揮、共同脚本を担当した。リリー=ローズ・デップ演じる女性歌手を主人公に、ロサンゼルスの音楽業界の舞台裏を描いた作品。ジェニーは主人公の友人でバックアップダンサーのダイアン役を演じた。
なお、『The Idol』は5月に開催された第76回カンヌ国際映画祭で初公開され、6月4日よりアメリカで放送が開始されたが、現時点では粗悪な作りや扇情性など良くない話題を振りまいている。
◇ジェニー プロフィール
1996年1月16日生まれ。2016年にBLACKPINKのメンバーとしてデビュー。グループ内ではメインラッパーとサブボーカルを担当。2018年に『SOLO』でソロデビューを果たす。同曲のミュージックビデオの再生回数は4億回を超えた。ファッションブランド「シャネル」のビューティーアンバサダーとしても活躍。どんなアイテムも難なく着こなし、「存在そのものがブランド」と呼ばれるほど圧倒的な存在感を放っている。
■【画像】「下品」「グロい」ジェニーの女優デビュー作に酷評相次ぐ
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