BTS・SUGAがジャカルタを華やかに彩った。
SUGAは5月26~28日、インドネシア・ジャカルタのインドネシア・コンベンション・エキシビジョン(ICE)でワールドツアー「SUGA|Agust D TOUR 'D-DAY'」を開催した。
計3回の公演が完売(観客約3万人)した今回のコンサートは、アジアツアーのスタートを知らせる公演だった。
今回のジャカルタ公演でSUGAは、ソロアルバム『D-DAY』のタイトル曲『Haegeum』を皮切りに、ミックステープのタイトル曲『Daechwita』、『Agust D』まで続くステージを通じて、Agust Dトリロジー(3部作シリーズ)の歴史を披露した。
BTS・SUGAとはまた別の自我である「Agust D」を合わせた公演を繰り広げたSUGAは、特にアコースティックに編曲した『Seesaw』とピアノ演奏を添えた『Life Goes On』などでユニークな魅力を発揮した。
目が離せない舞台構成と演出、適材適所に溶け込んだそれぞれのVCRが見どころを加え、公演の集中度をさらに高めた。SUGAは今回のコンサートで安定したライブの実力を証明した。
ジャカルタ公演を終えながらSUGAは、「5年ぶりにジャカルタに来て気分がとても良い。(皆さんに)本当に会いたかったし、みんな幸せな思い出だけ持って行ってほしい。(公演を)楽しんでいただき、ありがとう。今日で終わりではない。これからも末永くステージに立つ。感謝し、愛している」と感想を述べた。
なおSUGAは6月2~4日に日本・神奈川、6月9~11日にタイ・バンコク、6月16~18日にシンガポール、6月24~25日にソウルと、ワールドツアーを展開させていく。
◇SUGA プロフィール
1993年3月9日生まれ。本名ミン・ユンギ。2010年に所属事務所Big Hitエンターテインメント(現HYBE)が開催した「HIT IT AUDITION」で2位合格し、練習生に。2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではリードラッパーを担当しており、BTSの一員として活躍する傍らで、高い作詞・作曲・編曲の実力をもって音楽プロデューサーとしても人気を集めている。
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