ついにBLACKPINKの記録まで抜いてしまった。
新人ガールズグループFIFTY FIFTY（フィフティ・フィフティ）が米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」に9週連続で名を連ね、同チャートにおける歴代K-POPガールズグループの最長期間チャートイン記録を更新した。
歴代最長記録を持っていたBLACKPINKの「8週連続」を超えた快挙だ。
5月23日（現地時間）に発表された米ビルボードの最新チャートによると、FIFTY FIFTYの1stシングルアルバム『The Beginning: Cupid』のタイトル曲『Cupid』は、「HOT100」で前週より1ランク下落した18位を記録し、9週連続で堂々とチャートインした。
これは、BLACKPINKが持っていた歴代K-POPガールズグループの最長期間チャートイン記録を更新する数字だ。BLACKPINKは2020年、セレーナ・ゴメスとコラボした『Ice Cream』を通じて同チャートに8週連続で名を連ねた。
コラボ形式の英語曲だった『Ice Cream』とは異なり、『Cupid』はFIFTY FIFTY単独の韓国語曲という点でさらに意味が大きい。
また『Cupid』は、米ビルボード「グローバル（アメリカ除外）」では、前週より1ランク上がった1位を記録した。K-POPグループがこのチャートのトップに立ったのは、BTS（防弾少年団）とBLACKPINKに続き、3グループ目だ。
所属事務所のATTRAKTは「FIFTY FIFTYはこのチャートに初めて進入した歌で、1位まで上がった世界初のガールズグループになった」と紹介した。彼女たちは「グローバル200」でも前週より1ランク上げ、2位を記録した。
なおFIFTY FIFTYは、キナ（2002年生まれ）、セナ（2004年生まれ）、シオ（2004年生まれ）、アラン（2004年生まれ）の4人で構成されたガールズグループで、全員が韓国出身だ。
確率的に五分五分という意味を持つグループ名には、理想と現実、そしてそのなかに共存する存在になるという思いが込められた。また、グループが“50”であれば、ファンも“50”で、合わせて完全な“100”になることを望むというメッセージも含まれているという。
コンテンツ専門クリエイティブグループのATTRAKTに所属し、2022年11月にアルバム『THE FIFTY』でデビュー。2023年2月に1stシングルアルバム『The Beginning: Cupid』をリリースし、そのタイトル曲が『Cupid』だ。
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