俳優チャン・ヒョクと女優チャン・ナラの9年ぶりの共演で話題となったドラマ『シークレット・ファミリー』が視聴率不振の沼に陥った。
ドラマ『シークレット・ファミリー』は平凡な会社員に身分を偽装した国家情報院である夫クォン・ドフン(演者チャン・ヒョク)と完璧な家族を夢見る甘く殺伐とした妻カン・ユラ(演者チャン・ナラ)スパイ・コメディだ。
初回視聴率はで4.9%(以下、ニールセンコリア全国有料世帯基準)という高い視聴率を記録した後、下落傾向を見せたが、第6話から視聴率3%台で苦戦している。
チャン・ナラとチャン・ヒョクは先立って、ドラマ『明朗少女成功記』(原題、2002年)、『運命のように君を愛してる』(2014年)『ポラロイドに託す想い』(2014年)で共演。今回が4度面の共演となる。特に、2人が言い争いながら愛を育てていく姿を描いた『明朗少女成功記』は当時、最高視聴率41%を達成するほどの人気を得た。
しかし、今作では大きな力を発揮できない様子だ。チャン・ナラとチャン・ヒョクの息ぴったりの演技は良かったものの、ドラマのスピード感、陳腐な展開、国家情報院という正体から始まる緊張感が、期待より小さくて残念だという意見が多い。
同時間帯に放送されるKBS2『偶然出会った、あなた』(原題)とチャンネルA『仮面の女王』も状況は変わらない。『偶然出会った、あなた』は4%台の視聴率をキープしているものの、『仮面の女王』は2%台で苦戦中だ。
JTBC水木ドラマ『良くも、悪くも、だって母親』が3.6%で出発し、7.7%まで上がった傾向が対比される。
視聴率不振で茨の道を歩いている月火ドラマが視聴者の心を取り戻せるのかに注目が集まる。
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