BIGBANGの元メンバーV.I(本名イ・スンヒョン)が、かつて熱愛説が浮上したインフルエンサーのユ・ヘウォンと旅行に行ったとされるなか、芸能人仲間や知人に「クラブに行こう」と提案したという近況も明かされ、波紋を呼んでいる。
【注目】「タイ旅行を満喫」V.Iと3度目の熱愛説のユ・ヘウォン
そんなV.Iを中心人物とした「バーニングサン事件」「チョン・ジュンニョングループトーク」で韓国芸能界を騒がせた人物たちは今、どのように過ごしているだろうか。
3月22日、V.Iがユ・ヘウォンとバンコク旅行に行ったとの情報が出た。これについてユ・ヘウォンは「タイで(友人の)結婚式があったので知人たちと行った」と答えているが、V.Iとの同行を否定はしなかったという。
また同日、V.Iが知人たちに「クラブに行こう」と提案したという近況も報じられた。出所後、自由気ままな生活を享受するV.Iの近況が大衆の注目を集めている。
かつては人気アイドルグループBIGBANGの末っ子として愛されたV.Iだが、親しかった歌手のチョン・ジニョンとともに、韓国芸能界のスターが多数集まったトークグループで違法に撮影した性関係映像を流布するなどセクハラを日常的にしたことで波紋を呼んだ。
このほかにも、クラブ「バーニングサン」を通じて性売買および性売買斡旋などの性暴力犯罪や横領、賭博、麻薬など計9つの疑惑を受け、懲役1年6カ月の実刑を宣告された。
事件の中心人物だったV.Iは先月に満期出所したが、事件の衝撃が依然として残っていることもあり、ネット上では早すぎるという評価が支配的だった。
しかし、「チョン・ジュンニョングループトーク」「バーニングサンゲート」に関わったスターたちで社会復帰しているのはV.Iだけではない。
アイドルグループBEAST、HIGHLIGHT出身の歌手ヨン・ジュンヒョンはグループトークのメンバーではなかったが、やはりチョン・ジュニョンと親しい関係だったことから、違法動画の共有、不適切な会話を交わしていたことが明らかになった人物だ。
違法行為はなかったとはいえ、道徳性という面でバッシングを受けた彼は、2022年11月10日に『LONER』、2023年2月2日『POST IT』などのソロアルバムを発表し、音楽界にカムバックしている。
そしてバンドCNBLUEの元メンバー、イ・ジョンヒョンも同様だ。
違法行為こそなかったが、グループトークメンバーとしてセクハラ発言をしていたことが明かされ、芸能界から姿を消すことに。ただ、彼は自粛期間中、ある女性ユーチューバーに「お腹の肉が可愛い」というメッセージを送って物議を醸したりもした。
ほかにも、バンドFTISLANDのリーダーだったチェ・ジョンフンは、グループトークメンバーから名指しされたことで犯行が発覚。違法撮影物を自ら撮っていたことが明らかになった彼は、チョン・ジュニョンとともに集団性暴行疑惑を受け、懲役2年6カ月の実刑を言い渡された。2021年11月8日満期出所している。
最後に、V.Iと同じく事件の中心人物だったチョン・ジュニョンは、懲役5年の実刑で2025年に出所予定だ。彼は前出の関連人物たちの近況が伝えられる度に存在が言及され、収監生活以外にもまた別の罪を償っているといえる。
このように、関係していたスターたちは自粛、引退、懲役という形で罪を償っているが、それらが十分だったのか、大衆は懐疑的だ。なかでもV.Iの賑やかな近況は、このムードを端的に示している。
性犯罪被害者たちはもちろん、失墜したBIGBANGのイメージ、それによって傷ついたファンの心は、何一つ簡単に回復できないものだ。与えられた罪を償ったので好きに生きるというV.Iの姿勢も、かつてのファンが釈然としない理由の一つだろう。
もちろん、韓国には連座制(罪を犯した本人だけでなく、関わった人、関係する人などに刑罰を及ぼす制度)もなく、同じ罪で2度以上処罰されることはない。また、法的処罰以外の私的な復讐や不当な烙印も許されない。
しかし、騒々しいスキャンダルの衝撃を依然として覚えているファンが存在することも事実だ。何事もなかったかのように闊歩し、クラブが云々と言っているV.Iの現在は決して歓迎されないことはおわかりだろう。
(記事提供=OSEN)
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