韓国・誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授が最近、Netflixオリジナルドラマ『ザ・グローリー ~輝かしき復讐』などの韓国ドラマが、海外で違法視聴されている事象について言及した。
3月20日、ソ教授は自身のインスタグラムで「最近『ザ・グローリー』パート2が42カ国で1位になった。このような状況で、中国で違法視聴が蔓延しているという点を指摘し、国内外のメディアが記事化して大問題になった」と伝えた。
続いて「いくつかの中国のネット民からは、“あなたの国の人々もしっかりと取り締まれ”、“韓国人もタダで盗み見る”などの文が来た」とし、「その中心にnoonoo tvがあった」と指摘している。
ここで言及されたnoonoo tvとは、2021年から運営されている韓国の違法動画アプリだ。海外にサーバーを置き、韓国のドラマや映画などを違法に提供している。
noonoo tvに対しては、映像業界などが“映像著作権保護協議体”などを構成して対応するなど、幾度となく遮断措置を取ってきたものの、アドレスを変更して運営を続けているのが現状だ。
去る2月時点で、noonoo tvを通じて視聴された韓国コンテンツの総再生回数は約15億3800回にも上っており、動画配信サービスよりも多く使用されている。
これらを踏まえ、ソ教授は「私たちが、このようなサイトを通じてKコンテンツを違法視聴するということはありえないこと」とし、「今からでも、私たち自らが先に違法視聴根絶のために模範を示さなければならない」と述べている。
■【画像】IVEウォニョンを中国メディアが非難「文化の盗用だ」
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