生活苦を訴えて善処を要求した女優キム・セロン(22)が、大手法律事務所に所属する元検事の弁護士を選任したと知らされた。
【画像】飲酒運転事故のキム・セロン、過去にSUVで運転テク“大自慢”
3月9日、ある韓国メディアは法曹界の言葉を借りて、キム・セロンは2つの法務法人を選任したが、そのうち1つは「韓国10大法律事務所」に挙げられる大手だと報じた。
報道によると、キム・セロンは大手法務法人の代表弁護士であり、元部長検事のAを雇ったという。これでキム・セロンは、Aを含む計6人の弁護士を法律代理人として用意することとなった。披露した。
先立って2022年5月18日、キム・セロンはソウルで飲酒運転をし、街路樹や変圧器などに数回ぶつかる事故を起こした。キム・セロンの車が変圧器と衝突したことで、周辺の店舗への電気供給が途切れ、3~4時間ほど停電する事態にもなった。
8日に開かれたキム・セロンの道路交通法違反(飲酒運転)疑惑一次公判で検察は、被告人キム・セロンが犯行を自白して初犯である点、被害者と合意して回復のために努力した点を考慮し、罰金2000万ウォン(約200万円)を宣告してほしいと話していた。
法定代理人は「被告人は公訴事実を認めて深く反省し、後悔している」とし、「(現在は)酒を遠ざけており、保有していた車両も売却した。被害補償金も全て支給したが、莫大な被害賠償金だったことからキム・セロンだけでなく、家族まで経済的に困難に陥っている」として善処を訴えた。
ただキム・セロンは過去、自身のSNSに数億ウォン(数千万円)もする高級輸入車を運転する写真を載せたり、テレビ番組で高価な家に住んでいることを公開したことが再び注目を集めていることから、弁論内容に対して世論は否定的だ。
2020年に20歳だったキム・セロンはとあるテレビ番組に出演し、ソウル一等地の住商複合マンションを公開し、5000万ウォン(約500万円)ほどの車を自ら運転する様子を公開した。
そして2021年には出庫価格2億ウォン(約2000万円)を超える外車を運転する姿を公開し、飲酒運転事故当時は1億ウォン(約1000万円)相当の車を運転していたという。
なおキム・セロンに対する宣告公判は4月5日に開かれる。
◇キム・セロン プロフィール
2000年7月31日生まれ。9歳から子役として活動を始め、スクリーンデビューとなった2009年公開の主演映画『冬の小鳥』では孤児院に捨てられた少女を熱演。カンヌ国際映画祭に韓国の役者史上最年少で招待された。2010年に公開された『アジョシ』ではウォンビンと共演し、大韓民国映画大賞新人女優賞を最年少で受賞した。現在は実力派女優として多方面に活躍。特に、2019年に韓国で放送されたドラマ『レバレッジ:詐欺操作団』では、凄腕の女泥棒役を見事に演じて魅力的な姿を披露した。
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