故・ソルリ、f(x)のメンバーらに見送られ永眠。享年25歳

2019年10月17日 話題

『マンマ・ミーア! 』側は10月15日、ソフィ役で出演予定だったルナの健康上の理由により、キャスティングを変更すると発表。来る週末の光州(クァンジュ)公演は、イ・スビンが代役を務めると伝えた。

これに先立って、ルナは250分の1という競争率のオーディションを経てソフィ役を勝ち取り、去る7月から公演に熱を入れていた。しかし、ソルリの訃報を前にして不可避な決断を下したようだ。

ソルリ、ビクトリア、ルナ、エンバ、クリスタルの5人組グループとして2009年にデビューしたf(x)は、デビュー曲『LA chA TA』を皮切りに『Rum Pum Pum Pum』『NU ABO』『Hot Summer』など、通常のアイドルグループとはひと味違うユニークな楽曲で独自の音楽を披露してきた。

デビュー当初は新人賞を総なめにし、カムバックのたびに音楽番組で1位を獲得するほど人気を集めたグループだ。

2015年にソルリが脱退し、4人体制初の楽曲『4Walls』をリリースして以降は個人の活動に重点が置かれた。去る9月はエンバ、ルナが契約満了によりSMエンターテインメントを離れたばかりだった。クリスタルもまた、本名のチョン・スジョン名義で女優として活躍していたところだった。

(写真提供=SMエンターテインメント)

メンバーそれぞれが新たなスタート地点に立った中、お互いに再び顔を合わせたのは6年間活動を共にしてきたソルリがこの世を去ってからだった。デビュー10周年を迎え、さらに事件やトラブルもなく長期間にわたって愛されてきたf(x)であっただけに、世間の悲しみも深い。

ある芸能関係者は、こう語る。

「ソルリが何をしても誰かに絶えず引用され、非難を浴びたことはいつまでも残念だ。顔も知らない不特定多数から受ける非難は、より恐ろしく感じられるものだ。事務所も悪質な書き込みに対して、さらに断固として対処する必要がある。

“収入が多いのだからその程度のことは覚悟しなければ”という風潮や認識は、本当に捨てるべきだ」

ソルリは2005年に子役としてドラマ『薯童謡』(ソドンヨ、SBS)でデビュー。2009年からはf(x)のメンバーとして音楽界で活発な活動を繰り広げた。2015年にグループを脱退してからは女優としての活動に注力しており、その一方でSNSを通じて自由奔放な姿を度々見せてきた。

しかし、去る10月14日に自宅で死亡したまま発見され、世間に衝撃を与えた。10月17日、ソルリはf(x)のメンバーらと家族、知人たちに見送られながら永眠した。享年25歳だった。

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