報道で使われた写真が、YaongyiがSNSに掲載したものだったため、脱税疑惑を受けているA氏がYaongyiではないかという推測が提起された。さらに、Yaongyiが該当写真を削除したことで疑惑は確信へ変わっていった。
結局、Yaongyiは「2022年11月16日に法人に対する国税庁税務調査に誠実に臨み、その結果、私の法人カードおよび車両に対する私的使用の疑いがないことが認められた。しかし、誤って処理した一部項目に対しては税金が賦課された事実がある。明らかに私の責任であり、細心でないために発生した過ちだ。読者の叱責を重く受け止める」と謝罪した。
Yaongyiは昨年、高級ブランドの鞄やアクセサリーなどでいっぱいのドレスルームや、高価な外車を公開したことがある。
「これまで、2億ウォン(約2000万円)を寄付し税理士が教えてくれた通りに、きちんと税金を払って私がお金を運用するにあたって、それなりに価値のある使い方をしたと思っている。私一人で働いたお金ではないことを知っているので、一緒に仕事をする職員たちと分かち合うことも惜しいと思わない」と明らかにした。しかし、1年ぶりに再び浮き彫りになった脱税疑惑の一部を認めたことで非難の声はさらに高まった。
Yaongyiの夫であり同じくウェブ漫画家のチョン・ソンウク作家は「一番近にいた私から見たナヨンは絶対に自分一人が満腹になろうとしたこともなく、常に自身より周りや他人をもっと考えて配慮する人だと自信を持って言える。小さな利益のために絶対故意に計算的に行動をする人でもない」として「私たち夫婦は二人とも何も知らずに漫画だけを描いて生きてきたので、今回の契機でさらに多くのことを学んでいる。足りない部分は改善していき、さらに成長し成熟した夫婦になるよう努力する」と妻に向けた非難を防ごうとしたが、問題は大きくなった。
Yaongyiは四面楚歌の状況に置かれた。
SNSには脱税疑惑を巡る悪質コメントがあふれ、彼女のウェブトゥーン『女神降臨』は評点テロに遭った。平均9点台を記録していた『女神降臨』の最新話は評点が6点台まで下がり、該当回のコメント欄も脱税疑惑と関連した非難でいっぱいだ。
離婚の痛み、ワーキングマザーとして息子を育てる姿、『女神降臨』の主人公たちと比べても劣らない美貌で彗星のように浮び上がったYaongyiは、2度の脱税疑惑を受けて奈落の底に落ちてしまった。
税金など“お金”の話題に敏感な大衆の心を取り戻すことができるのか。