脱退“させた”グループは活動中断、脱退の元メンバーは大いに活躍…対照的なK-POPアイドルの年末

2022年12月23日 話題

先立ってLOONAは来年1月3日に新しいアルバムを発売し、カムバックすると予告していた。同アルバムはチュウが脱退し、11人組に再整備されたLOONAが初めて発売するアルバムとして注目され、12月12日にはティーザーが初公開されてプロモーションに突入していた。

(画像提供=BlockBerryクリエイティブ)来年1月3日のカムバックを予告したLOONA

団体プロモーション、タイトル曲および収録曲なども公開され、メンバーのイメージまで公開されたが、突然無期限延期となり、これ以上のティーザーは見られなくなった。

所属事務所側は、「精算問題においていろいろな誤解と憶測があるが、結果的に当社は長い間、収益を発生できなかったLOONAメンバーにはいつも申し訳ない気持ちを持っていた。最初からLOONAの成功は、損益分岐点に到達するための約束のない企画会社の投資と努力、これを信じて従ってくれるメンバーたちの信頼と犠牲で成し遂げなければならない不可能に近い課題だった。小さな企画会社の無謀な試みだったが、そんな会社を信じてくれたメンバーたちの努力と待ち時間で、初のデビュープロジェクトを始めて6年後の今年、ついにその希望の光を見つけていた」と話した。

続けて「大衆にLOONA全体がひとつの名前として刻印されれば、この上なく良いことだが、多人数ガールズグループの特性上、先に知られるメンバーが現れるもので、当社も大衆に先に認知度を高めたメンバーを応援して支援することは避けられない選択だった。すべてのメンバーがひとつの心で一緒に進んでいくことを望んだが、不幸にも私たちの期待とは異なり、前メンバーの態度の変化が始まった。これにより当社も先行投資に関するリスクを甘受して、今後の未来のために契約内容の変更に合意し、いかなる方法であれLOONA全員を守るために努力したが、皆様のご存知の通り、不幸な結論に至ってしまった」と説明した。

(画像提供=BlockBerryクリエイティブ)LOONA

所属事務所は去る11月25日、チュウが自社スタッフを相手にパワハラと暴言を吐いたという事実が疎明されたと明らかにし、グループからの除名と脱退を発表した。その判断や真偽について議論が巻き起こると、12月19日にはチュウと所属事務所マネージャーがやりとりしたモバイルメッセンジャーの内容が公開された。

公開された内容によると、チュウと所属事務所は2017年12月に専属契約書上の収益配分を7(会社)対3(チュウ)とし、芸能活動にかかる費用に対しては5対5の割合で契約を締結した。これに対してチュウは費用問題について一歩遅れて異議を提起し、2022年1月に専属契約効力停止仮処分申請を出した。その後、契約書の精算比率が調整されたが、双方の葛藤は続いた。

カムバックを控えても批判が続き、最終的にLOONAはカムバック活動を「無意味」と判断して無期限延期した。これでLOONAに残ったメンバー11人の活動が事実上、中断となった。

チュウ

一方でグループを脱退したチュウは、さらに活動の幅を広げている。ウェブバラエティ『守ってチュウ』、EBSの『空想家たち』、Wavve『好きなら鳴るパチ!パチ!パチ!』に続き、12月22日に初放送されたTV朝鮮のオーディション番組『ミスタートロット2』にも出演した。さらに12月31日には『MBC歌謡大祭典』のステージにも立つ。

“元”所属事務所とチュウの葛藤は平行線をたどっているが、LOONAとチュウの歩みは対照的で残念な気持ちにさせる。

なお12月22日、チュウが所属事務所のマネージャーと交わした対話が追加的に公開された。公開された内容によると、チュウはマネージャーが撮影スケジュールを送ったことに対して不満を提起し、精算システムについて問い合わせた。

(記事提供=OSEN)

◇チュウ プロフィール

1999年10月23日生まれ。本名はキム・ジウ。「毎月新しい少女に出会う」というコンセプトのガールズグループLOONA(今月の少女)のメンバーとして2017年12月から活動。ユニット「LOONA yyxy」としてもデビューしている。グループを通じて数多くのヒット曲を生んだことはもちろん、ソロでバラエティ番組やCMに多数出演。愛らしいキャラクターと明るい性格で高い人気を誇る。一方で所属事務所との様々な葛藤がたびたび報じられ、2022年11月にLOONAを脱退した。

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