歌手兼俳優イ・スンギの音源収益を18年間も清算しなかったとの疑惑が提起された所属事務所HOOKエンターテインメントの代表が、立場を表明した。
【注目】約10億円の音源収入はどこに?イ・スンギの“奴隷契約”説
11月21日、HOOKエンターテインメントのクォン・ジニョン代表は報道資料を通じて、「最近、メディアを通じて当社および私個人に対する良くない話が出てきており、事実かどうかを離れ、多くの方々に面目がない。すべてが私の不覚であり、不徳のいたすところで恥ずかしく、申し訳ない気持ちだ」と公式立場を明らかにした。
特にイ・スンギと内容証明を交わし、論議になった事案について、「具体的に事実関係を確認するのが道理だが、先立って報道資料で申し上げたように、現在事実関係の確認のための整理段階である点と、今後法的に扱われる余地もあり、立場表明を自制している部分を再度ご了承願う」と、理解を求めた。
そして「今後、HOOKエンターテインメントや私個人が法的に責任を負わなければならない部分が明確に確認されれば、身を引いたり回避したりせず、すべての責任を負う」と付け加えた。
HOOKエンターテインメントは、俳優ユン・ヨジョン、イ・ソジン、パク・ミニョン、ヤン・テオ、ソ・ボムジュン、チェ・ギュリや、歌手イ・ソンヒ、イ・スンギらが所属する芸能事務所だ。
そのなかで最近、イ・スンギが所属事務所を相手に精算内訳を公開してほしいという内容証明を送ったことが知られ、話題を集めている。イ・スンギはデビューしてから18年間、HOOKエンターテインメントから音源の精算をまったく受けられなかったとされ、“奴隷契約”疑惑が浮上した。
また去る11月10日には、HOOKエンターテインメントの社屋に対して警察が家宅捜索を行った。5時間にわたる家宅捜索の具体的な理由は明らかになっていないが、一部の役員による横領疑惑が提起されたりもした。
HOOKエンターテインメントのクォン・ジニョン代表の公式立場全文は、以下の通り。
◇
こんにちは。HOOKエンターテインメントのクォン・ジニョン代表です。
最近、メディアを通じて当社および私個人に対する良くない話が出てきており、事実かどうかを離れ、多くの方々に面目がありません。
すべてが私の不覚であり、不徳のいたすところで恥ずかしく、申し訳ない気持ちです。
現在、メディアで報道されている話や世間に出回っている話について、具体的に事実関係を確認するのが道理ですが、先立って報道資料で申し上げたように、現在事実関係の確認のための整理段階である点と、今後法的に扱われる余地もあり、立場表明を自制している部分を再度ご了承ください。
今後、HOOKエンターテインメントや私個人が法的に責任を負わなければならない部分が明確に確認されれば、身を引いたり回避したりせず、すべての責任を負うようにします。
私とHOOKエンターテインメントは、所属芸能人たちの芸能活動に支障がないよう最善の努力を尽くしますし、すべての方々にこれ以上のご心配をおかけすることがないよう、より一層注意します。
ありがとうございます。
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