これまでワールドカップの開幕式は、リッキー・マーティン、シャキーラなど全世界で最も人気の高い歌手たちが引き受けてきた。ここにBTSのJUNG KOOKが参加し、K-POPの地位を証明した。開幕式のステージでJUNG KOOKは、カタールW杯公式主題歌『Dreamers』を熱唱した。
JUNG KOOKはカタールの国民的な歌手ファハド・アル・クバイシと一緒にステージを彩り、スタジアム中央に設けられた特設舞台で華麗なダンスと歌を披露した。
開幕式のステージが終わった後、JUNG KOOKはファンコミュニティプラットフォーム「Weverse」を通じて「実は緊張しなかった。緊張しなかったと言えば嘘になるけど、(それでも)大丈夫だった。ステージをして降りた後、“少しは緊張していたんだ”と感じた」と感想を打ち明けた。
続いてJUNG KOOKは「コーラス部分はステージ前日に習った。残りは映像を見て(振り付けを)練習したし、自分のカラーを少し入れた。幸い、大きなミスもなく楽しみながらできた。皆さんのおかげで力になった」と、ファンに感謝の気持ちを伝えた。
むしろJUNG KOOKが緊張したのは、開幕式のステージよりも、その前日に韓国代表チームの選手たちに会ったことだという。
彼は「韓国選手たちにお会いしてきた。写真も出たよ。オーラが半端ない。正直、ステージの緊張感よりも、選手たちに会う直前の緊張感のほうがもっと大きかったようだ」と告白した。
そして「僕がここにいてもいいのかと思いながら挨拶した。(選手たちが)練習しなければならないから。僕が練習時間を奪ってはいけないので、“怪我をせずに練習した分だけ良い結果が得られれば”と言って、ユニホームを受け取ってきた。みんな本当にかっこよかった」と、選手たちに直接会った感想を伝えた。
なおJUNG KOOKはカタールW杯のスケジュールを終え、韓国に戻ってソロ活動に集中する計画だ。ただ具体的なソロアルバムの発売計画について、所属事務所BIGHIT MUSIC側は言葉を慎み、「すべてのメンバーが個別活動に集中する計画」と慎重な立場を伝えた。
(記事提供=OSEN)
◇JUNG KOOK プロフィール
1997年9月1日生まれ。本名チョン・ジョングク。2011年に放送された韓国のオーディション番組『スーパースターK』(Mnet)シーズン3の予選で脱落。デビューは逃したものの、多数の大手芸能事務所からオファーを受けた(現在所属するBig Hitエンターテインメント・現HYBEもそのうちの1つ)。本人は、「事務所見学の際にRMのラップに感銘を受けて入社を決意した」と振り返っている。その後、2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、世界的な人気を誇るトップスターとなった。
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