MBCのバラエティ番組『オ・ウニョンリポート-結婚地獄』(原題)に脱北者の妻が出演し、驚愕の人生を打ち明けた。
【写真】脱北者が語る『愛の不時着』、どこが本当でどこがウソ?
11月7日に放送された『結婚地獄』で登場した妻は、「夫が一人で仕事に出ると、2~3日は家に帰れないので不安だ。また前妻に会いそうだから」と夫に執着する理由を告白した。現在の夫を紹介されて4カ月で再婚したという彼女は、自らが産んだ13歳、9歳の子供に加え、夫が連れていた8歳、6歳まで4人の子供を育てることになった。
しかし、とある日の就寝中、夫が前妻のベトナム人女性の名前を呼んだため喧嘩が勃発。ついには離婚の危機に見舞われたという。ところが離婚を考えていた期間中、夫が前妻に会って関係を持っていたことを知ったため、妻はより一層夫に執着し、疑わざるを得なかった。
2人はこのような出来事が起きても、離婚しないためにオ・ウニョンを訪ねてきたのだった。
離婚したくない理由を妻に尋ねると、「本当に難しく心を開いた。難しく始めたので、この結婚を最後まで続けたい気持ちが大きい。今回が最後の機会だと思う」とし、「前妻のような人に子供を任せるというのは話にならない」と、前妻が夫の子供たちを虐待したと暴露。そして「切実に家族が大切なので、子供たちを傷つけたくない」と涙を流した。
特に「実家の両親は北朝鮮にいる。いとこに詐欺にあった。北朝鮮にいる時、でんぷん粉を配ると言っていたので、休暇を取っていとこについて行った。ところが軍人たちに何かを言っていた。到着してみたら中国だった。中国の風俗街に移動するところだったので、私はいとこを殴って辛うじて逃げた」と明らかにし、視聴者に衝撃を与えた。
続いて「命懸けで山へと逃げ、一週間は草ばかり食べて隠れていた。いとこの姉が私を人身売買して生活費を稼ごうとしたのだ。そのため、仕方なく私は家族と別れた。今、両親のそばにいられたら、こんなに大変ではなかったのに。友達を見ると家族がそばにいるのがとても羨ましい。離婚して5年間、前だけを見て走ってきた」と告白し、聞く人たちを悲しませた。
この相談に対して、番組MCでメンターのオ・ウニョンは、「妻は信じていた人に裏切られ、命を脅かされる状況で生き残った。血肉ひとつない韓国で独り暮らしを耐えてきた。ところが、最初の結婚で侮辱、無視、侮蔑の人生を12年間も持ちこたえた。身近な人を信用できない不信が生じた。人だけでなく、世の中を信じられないのだ。それで今、家庭をもっと守りたいのでは」と分析している。
続いてオ・ウニョンは妻に「全く関係のない不特定の対象にまで夫の貞操を疑うのは、疑夫症(理由もなく夫が浮気をしているのではないかと疑うこと)で妄想障害だ。ところが妻は夫とベトナムの前妻にだけ集中している。これはひどい執着だ。疑いが今よりひどくなってはならない。下手すると自分の人生を蝕む」とアドバイスを贈った。
■【画像】結婚式中に“新婦の不倫映像”…犯人は新郎で相手は義兄!
前へ
次へ