チョン・ガウンは「子どもたちと予め約束していたイベントや集まりを取り消すことになり、その理由を説明するのに困ったことがあったと思います。一生忘れられないこの残酷な出来事を、自分の子どもにどのように賢明に説明できるか悩みましたが、見て参考になる良い文があったので共有します」と伝えた。
続けて、「まだ幼い子どもたちにもこのように説明すれば、子どもたちが簡単に理解して一緒に哀悼できる時間を持つことができるのではないかと思います」と付け加えた。チョン・ガウンは先月30日にも「胸がとても痛いです。謹んで故人の冥福を祈ります」と綴り、哀悼の気持ちを伝えていた。
なお、オトゥギセムは「あまりに悲しい出来事に言うことも難しいとは思いますが、わざと隠すより、漠然とした言葉より、事実にもどついた対話が最善だと思います。皆様のお役に立てれば幸いです」と綴り、子どもに今回の事故を説明する方法についてこう伝えていた。
「ソウルに梨泰院というところがあるんだ。そこはひとがたくさん訪れる街なんだけど、ハロウィンのときに特に多くの人が一度に集まったんだ。予想をはるかに超えて。狭い路地に急に大勢にの人が押し寄せたせいで、順番を守って歩くことも、動くこともできなかったんだって。それで、人がぶつかって挟まって、大きな事故が起きたんだって」
「救急隊員と警察官が事故が起きたところにまっすぐ来て、たくさんケガをした人を助けようとしたし、治療が受けられるように病院に運んでくれたんだ。でも残念ながらケガをした人も多いし、この世を去った人も多い」
「とても悲しくて残念だよね。事故で家族や友達を失った人々の心は、言葉で表現できないほどに悲しいと思う。私たちがその悲しみを推し量ることはできないけど、一緒に悲しむことはできるよ。それを“哀悼”って言うんだ」
「もし自分が病気になったら、お母さんが面倒を見てくれるよね。でも、自分が病気なのにお母さんが笑って遊んでいたらどうかな?そうだね。悲しいよね。悲しいと思う。だから、楽しく遊ぶイベントが延期されたの。心が痛い人たちがもっと元気になるまで、ケガをした人たちがもっと良くなるまで、待ってから後でやることにしたんだよ」
なお、韓国では10月29日夜、ソウルの繁華街・梨泰院でハロウィンに際し多くの人が殺到し、雑踏事故が発生する惨事が起きた。今回の事故で現在までに死者156人を記録している。
チョン・ガウンは2016年に同い年の事業家と結婚し、同年7月に長女を出産した。しかし2018年に離婚し、現在は一人で娘を育てている。
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