K-POP界の新たなルールとなった“ダンスチャレンジ”、歌手本人には負担が多い?「皆が大変に」

2022年10月27日 K-POP

「Any Songチャレンジ」から始まったK-POP界における“ダンスチャレンジ”が2年間も続き、今ではひとつの広報ルートになった。

【画像】TWICEとRed Velvet、“最カワ”​​​​​​ダンスチャレンジ

斬新な試みでブームを巻き起こしてK-POP界に新しい風を送り込んだが、人気だけに否定的な影響も存在する。

今年8月に放送された韓国JTBCの音楽バラエティ番組『ニューフェスタ』(原題)には、歌手のZICO、ソンミ、キュヒョンなどアイドルグループ出身のソロアーティストが出演し、ダンスチャレンジについて話を交わした。

自身の曲『Any Song』でK-POP界にダンスチャレンジを浸透させたZICOは、「Any Songチャレンジが上手くいくとは思わなかった。ただ広報用に使われると思った。まさか文化になるとは」と話した。

それに対してソンミは、「ZICOさんのせいで大変だ。『Any Song』以降、国民のルールになった」と話し、ZICOは「僕も“あなたが作ったチャレンジのせいで皆が大変だ”という話を聞いたことがある。申し訳ない」と謝罪した。

(画像=JTBC)「ZICOさんのせいで大変」と言うソンミ

新たな負担、でもやめられない

同じようにWINNERのカン・スンユンも、とあるウェブ番組で「音楽番組はチャレンジの奴隷」と苦言を呈したことがある。

2020年にZICOの「Any Songチャレンジ」が拡散し、ニュースでも使用されると、K-POP界でダンスチャレンジは、なくてはならない“ルール”となった。簡単かつ迅速に楽しめる広報手段として活用されている。

実際にチャレンジに参加するファンは、若い10代が中心。特に昨年、YouTubeやインスタグラムなどで人気を集めた「夢色パティシエール」チャレンジなどは、翰林(ハンリム)芸術高校に在学中の男子学生が振り付けを創作して友人たちと映像をアップし、その映像が人気を集めた。最終的に原曲者である歌手IUまでチャレンジに参加するブームとなった。

最近『Rush Hour』でカムバックした歌手Crushは個人SNSを通じて「チャレンジを流行させるにはどうすればいいのか、ヒントをくれ」とダイレクトに尋ね、パク・ジフンはカムバックショーケースでダンスチャレンジをMCのジェジェと一緒に撮影したいと言及したりした。歌手たちのカムバックショーケースでチャレンジについて聞き、チャレンジの振り付けを見せるのも当然の手順となった。

(画像=各SNS)

過去、Wonder Girlsから続いた「ポイント振り付け」「キリング(killing)パート」は、いつの間にかダンスチャレンジに変化して消費されている。

それについて、とある歌謡界の関係者は「現在、チャレンジ熱風が過熱している。しかし、みんながやっているのでやらないわけにもいかないし、広報効果が大きいので続けている」と述べた。

続けて「今は広報手段として使われているが、チャレンジのために振り付けを構成する場合もある。どうしてもチャレンジが上手くいけば、音源チャートにも反映されるので、多くのリスナーに露出させなければならない。そのため人々が真似しやすい振り付けをダンスチャレンジとして活用することになる」と説明した。

そして「歌手たちがアルバムを出せば広報戦争が始まる。できるだけ多くの番組に出演して音楽を知らせ、音源がヒットするよう努力している。今はマーケティング、広報がさらに重要になっているので、チャレンジをしないことも難しい」と付け加えた。

(画像=各SNS)

今では、自分の音楽的なカラーよりも簡単な振り付けを利用したチャレンジ映像に力を入れるアーティストもいるほどだ。

とあるソロ歌手はカムバック後にチャレンジを公開したが、オンラインユーザーから「チャレンジのために別に振り付けを作ったようだ」「チャレンジ映像は面白いが、実際のステージでその部分が調和された感じがしなかった」と批判を受けた。また別のアイドルグループは「チャレンジとは異なり、ステージではちょっとしか出てこない振り付けだから、ステージとチャレンジに距離感がある」などと指摘された。

「私たちが今活動しているすべての音楽番組はチャレンジの奴隷」というカン・スンユンの言葉のように、次々と生まれては消えるチャレンジは、過去に「Any Songチャレンジ」が大成功を収めたときと違い、面白さも少なく、スターたちに悩みの種になった。ZICOに文句を言った歌手たちも、やはりその点を念頭に置いて話したように見える。

(画像=各SNS)

約2年間、活発だったダンスチャレンジは、少しずつ影響力が減っている様子だ。それでもカムバックを控えた歌手たちは、チャレンジを止めることができない苦痛を抱いている。やらなければ恐ろしく、やってみると難しいチャレンジは、いつか終わりを迎えるのだろうか。

(記事提供=OSEN)

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