BTS(防弾少年団)が再びグラミー賞に挑戦する。
最年長メンバーであるJINが入隊を控え、今後の完全体での活動が難しくなったが、チャレンジを諦めることはない。
10月26日、海外メディアなどによれば、BTSは6月に発表したアンソロジーアルバム『Proof』のタイトル曲『Yet To Come』を来年2月にアメリカで開かれるグラミー賞の「今年のレコード」「今年のソング」「ベスト・ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス」「ベスト・ミュージックビデオ」部門に出品した。
来年2月5日(現地時間)に開催される第65回グラミー賞授賞式は、2021年10月1日から今年9月30日までに発表された曲が対象となる。アーティストが望む部門に楽曲を出品し、レコーディングアカデミー会員による第1次秘密投票と最終秘密投票を経て、受賞者と受賞曲を決定する。
BTSの曲は『Yet To Come』だけでなく、Coldplayとのコラボ曲『My Universe』、チャーリー・プースとJUNG KOOKによる『Left And Right』、JIN、JIMIN、V、JUNG KOOKとベニー・ブランコ、スヌープ・ドッグによるコラボ曲『Bad Decisions』も「今年のレコード」と「今年のソング」部門などに提出されたという。
ただ相手側が出品した可能性もあるという。
第1次投票を通過したアーティストや曲は、来る11月15日(現地時間)に発表される。ノミネートされるかどうかが、受賞への第一関門となる。そしてノミネート作品を対象に、12月14日から来年1月4日まで最終投票が行われる予定だ。
BTSは過去2回、グラミー賞にノミネートされたことがある。特に今年4月に行われた第64回グラミー賞では、『Butter』で「ベスト・ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス」部門にノミネートされたが、惜しくも受賞の夢は叶わなかった。
前回に比べると厳しいとの評価もあるが、「まだこれから」と歌った彼らのチャレンジを見守りたい。
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