韓国で苦戦気味のディズニープラス、新ドラマで主演の女優チョン・リョウォンは“救世主”になれるか

2022年09月14日 テレビ #韓国ドラマ

ノ・チャクヒは勝訴率1位の有名法律事務所のエースだが、受任した事件がこじれて国選弁護を担当することになる人物だ。

チョン・リョウォンが法曹界の人物を演じるのは、ドラマ『魔女の法廷』『検事ラプソディ~僕と彼女の愛すべき日々~』に続き、3回目だ。2つの作品で検事役を演じて法服を着たチョン・リョウォンが、今度は弁護士に変身する。彼女が検事の対峙点にある弁護士をどう表現するのかが、見どころの一つに挙げられる。

(画像提供=ディズニープラス)『弁論を始めます』

また今回演じるノ・チャクヒは、マ・イドゥム(『魔女の法廷』)、チャ・ミョンジュ(『検事ラプソディ』)と職業こそ異なるが、「エリート」「エース」など修飾語が付くキャラクターだ。3人とも能力も決断もあるという点は共通している。

つまりは似たようなキャラクターであるだけに、チョン・リョウォンの分析力と演技力で、また違う魅力を持つ人物を完成させることができるのかにも注目したい。

久しぶりに復帰する彼女だが、演技に対しては心配なさそうだ。法廷が舞台の作品は、長くて難しい台詞が必須であるため、俳優の立場では気軽に選択するのが容易ではない。それでもチョン・リョウォンは前の2作品で好演を繰り広げ、俳優として確固たる地位を固めた。さらに直近の作品が『検事ラプソディ』だ。相次いで“法廷もの”に出演する彼女の自信がうかがえる。

演技派俳優のイ・ギュヒョンとの共演も見どころだ。イ・ギュヒョンも法曹人の役だけで4回目だという。法廷もののベテランといえる彼らのシナジー効果は相当なものだろう。制作陣は、「チョン・リョウォンとイ・ギュヒョンのキャスティングで千軍万馬を得た。2人の強烈な演技対決が期待される」と明らかにした経緯がある。

チョン・リョウォン

何よりもヒットの可否が関心を集めている。視聴率6.6%(ニールセンコリア基準)でスタートした『魔女の法廷』は、最高視聴率14.3%を記録して有終の美を飾った。『検事ラプソディ』は目立った成績を残すことはできなかったが、平凡な検事にスポットライトを当てて好評を得た。

チョン・リョウォンが韓国上陸以来、これといった成功作を出せていないディズニープラスの救世主となるか、期待が集まっている。

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