映画『トランスフォーマー』などで知られるハリウッド女優ミーガン・フォックスが、韓国映画『長沙里:忘れられた英雄たち』(原題)に出演する。
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8月21日に行われた同作の製作報告会はミーガン・フォックスも出席、韓国映画に出演した感想などを語った。
最初に「アンニョンハセヨ」と韓国語で挨拶をした彼女は「これまで歴史をベースにした映画に出演したことがなかった」と話し、『長沙里』が歴史をベースにしている点や、監督を務めるクァク・ギョンテクの存在を出演の理由に挙げ、「私にとって挑戦であり、冒険だった」と語った。
9月25日に韓国で公開予定の『長沙里』は、朝鮮戦争の形勢を逆転させた「仁川上陸作戦」の陽動として実施された、「長沙上陸作戦」にフォーカスを当てた作品だ。
ミーガン・フォックスは劇中、朝鮮戦争(The Korean War)を全世界に知らせる従軍記者マギー役を務める。
マギーは、「ヘラルド・トリビューン」(現ニューヨーク・タイムズ)の従軍記者で女性初のピューリッツァー賞を受賞した、実在人物「マルグリート・ヒギンズ」をモデルにしているとのこと。
そんな歴史的人物を演じるにあたって「どの作品よりも真剣な気持ちで臨んだ」というミーガン・フォックスは、「この映画のストーリーは、韓国だけでなく、全世界が知るべき重要な歴史的事実だ」と強調した。
初めて経験する韓国映画の撮影現場についても語っている。
「韓国では撮影と同時に編集が行われた。あるシーンの撮影が終わって次のシーンを準備していたら、撮影分をその場で編集していた。他のどの現場でも見たことのない、革新的な方法だった」
韓国での活動可能性はないかという質問には「韓国映画が好きだ。最も好きな作品は『グエムル-漢江の怪物-』。これから韓国でもっと仕事をしてみたい」と答えた。
演技派俳優キム・ミョンミンが主演する『長沙里』には、ミーガン・フォックス以外にも海外ドラマ『CSI:科学捜査班』シリーズで知られるジョージ・イーズが特別出演するということで期待を集めている。
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