新曲の歌詞が“性的”と指摘された全員10代の韓国ガールズグループ、事務所が反論「不純な余地ない」

2022年08月28日 話題 #NewJeans

衝撃的なデビューで大注目となった新ガールズグループNewJeansが、オンライン上で提起された歌詞の扇情性や“性商品化”の議論に反論した。

【画像】NewJeans、未成年なのに「衣装が扇情的」と波紋

所属事務所ADORは8月27日、公式立場を発表し、NewJeansの新曲『Cookie』と関連する疑惑に細かく反論した。

NewJeansは、BTSらを擁するHYBEの傘下レーベル、ADORがローンチした新人ガールズグループで、メンバー5人は全員10代の未成年者だ。最近、彼女たちが発表した新曲『Cookie』の歌詞に、性的な暗示が含まれているという主張が提起され、議論が起きた。

海外ファンの間で「クッキー」が女性の特定部位を暗示し、性的な隠喩に使われるという解釈と批判が続いた。

とある英語通訳者はYouTubeで、「(NewJeansの歌で)“Cookie”は女性の生殖器を意味している。英語が使えて、気楽に駆使する人にこの歌の歌詞を聞かせ、これを刺激的で扇情的に聞こえるかと聞けば、皆そうだと答える」とし、「食べるクッキーは“Cookies”と(複数形で)書く。女性生殖器として使うときは“Cookie”と単数で使う」と主張した。

(写真提供=ADOR)NewJeans

そういった主張に対してADORは、「この曲は“CDを焼く”という表現が“クッキーを焼く”という表現と同じだというアイデアに着目し、ガールズグループのシーン(Scene)であまり試されなかったビートを基盤に、今後私たちが試みようとする新しい挑戦を象徴する」と説明した。

それと共に「『Cookie』は曲自体を主食ではなく、デザートと表現する謙遜を見せてくれるが、主食を凌駕することができるという自信を表現した曲」とし、「NewJeansの音楽的な価値と新しさに向けた挑戦を含蓄する」と強調した。

ADOR側は一部で主張された性的な暗示のある歌詞について、「数多くの英文学博士、通訳・翻訳の専門家、ネイティブスピーカー、一般外国人に確認した結果、“通常使われる概念ではない”という意見を受けた」とし、「『Cookie』は一般的に使用される性的スラングではないため、単語自体が問題になることはない。ただ、受け取る人の主観的な経験とスラングに対する認知の有無によって変わる可能性はあるという回答をもらった」と伝えた。

続けて「スラングは文化、地域、歴史によってそれぞれ異なる様相であらわれるので、不適切さを判断する基準が曖昧だ」とし、「そのような観点ではどんな歌の歌詞も各種の文句から自由ではない」と訴えた。

ADOR側は、「曲の作詞家2人は韓国国籍、スウェーデン国籍で、英語が母国語の30代女性たちで、英語と韓国語が母国語のバイリンガル女性だ。制作意図が鮮明で、その他の不純な余地を疑わなかった」と繰り返して強調した。

なおNewJeans(ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘイン)は、ミン・ヒジン代表理事が率いるHYBE傘下レーベルADOR所属の新人ガールズグループで、7月22日に『Attention』のミュージックビデオを公開しながら電撃デビューした。メンバーの詳細を明らかにしないままMVを先に公開するなど、常識破りのデビュープロモーションで、音源、アルバムチャートを席巻し、圧倒的な注目を集めている。

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