執行猶予期間中に麻薬を投薬した疑いで実刑を受けているYGエンターテインメントの元練習生ハン・ソヒの、もう一つの麻薬犯罪が明らかになった。
【注目】沢尻エリカの麻薬所持に韓国も反応…「出演禁止リスト」とは
彼女は在宅起訴で麻薬裁判を受けている最中、再び麻薬を投薬し、3度目の起訴を受けた。
8月25日、とある韓国メディアによると、ハン・ソヒは2021年7月、中浪(チュンナン)区のオフィステルで、いわゆる“ヒロポン”と呼ばれる向精神薬メタンフェタミンを投薬した疑いで、今年1月に検察に起訴された。
検察はソウル東部地裁で進行中の裁判で、ハン・ソヒに懲役1年6カ月を求刑したと知られた。ハン・ソヒに対する宣告裁判は9月に開かれる予定だ。
ハン・ソヒは7月28日に開かれた最高裁裁判で、上告が棄却され、懲役1年6カ月の実刑を服役中だ。先立って2020年6月、執行猶予期間中、不意に尿検査を受けたハン・ソヒの体内からは、尿検査の結果、メタンフェタミンやアンフェタミンなどの向精神薬の陽性反応が検出されたため、検察はハン・ソヒを麻薬容疑で起訴した。
ハン・ソヒはヒロポン投薬疑惑について、投薬していないと否認。しかし一審裁判所は、ハン・ソヒの麻薬容疑に対して懲役1年6カ月の実刑を言い渡した。
判決直後、ハン・ソヒは「判事は今、何をしているのか。特定されたことが一つもないのに何が有罪なのか」と暴れ、法廷を出たあとも職員たちにも悪口を言ったという。
なおハン・ソヒの麻薬犯罪は6年前から続いている。ハン・ソヒは2016年8月22日、大麻を吸った疑いで警察に現行犯逮捕された。当時、ハン・ソヒは警察にラッパーのB.Iの麻薬に関する容疑を供述すると言ったあと、釈放されていた。
大麻の容疑で逮捕され、釈放されたあともハン・ソヒの麻薬犯罪は繰り返された。釈放から2カ月後の同年10月、BIGBANGのT.O.Pと4回にわたって大麻を喫煙した容疑を受けた。このような疑いでハン・ソヒには、一審で懲役3年、執行猶予4年を宣告された。
検察に起訴された事件だけで3回目となったハン・ソヒだが、前の裁判ではヒロポンを投薬せず、反省中だと話していた。
しかし今回、一審判決で懲役1年6カ月を宣告され、控訴しながらも麻薬を投薬した事実が明らかになり、世間に再び衝撃を与えた。
そのためハン・ソヒが、また別の裁判でどのような処罰を受けるのかに注目が集中している。
前へ
次へ