ドラマ『ウ・ヨンウ』“親友役”の女優チュ・ヒョニョン、実は心配性?「現場ではいつも苦労した」【インタビュー】

2022年08月27日 話題 #韓国ドラマ

Netflix配信中のドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で“親友役”を演じた女優チュ・ヒョニョンが自身の人気をまだ実感できてないようだ。

【写真】“ドン・グラミ”役チュ・ヒョニョン、薄いお腹を公開

8月23日、ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(以下、『ウ・ヨンウ』)のドン・グラミ役を熱演したチュ・ヒョニョンのインタビューが行われた。

ドラマ『ウ・ヨンウ』は天才的頭脳と自閉スペクトラム症を同時に持つ新人弁護士ウ・ヨンウ(演者パク・ウンビン)が弁護士に成長していく過程を描くヒューマン法廷ドラマだ。今年6月の第1話放送当時、0.9%だった視聴率は口コミから広まり、最終話では17.5%(全国有料世帯基準)という大記録を残し、有終の美を飾った。

不安だらけだった“ドン・グラミ”という役

チュ・ヒョニョンはウ・ヨンウの唯一の親友ドン・グラミ役を演じ、ユニークながらも頼りになるキャラクターを作りあげた。

(写真=AStory、KT Studiogenie、RCEVE)

普段から心配症で人の顔色もよく伺うというチュ・ヒョニョン。「ドン・グラミとは反対のキャラクターではないだろうか。ドン・グラミが言いそうな言葉と行動を計算して行くのが毒になる時もあった。本物のドン・グラミではなく、普段から顔色を伺ってしまう私の姿で演技することになるかもしれないから。最大限、現場では計算された通りにせず、自由奔放にしようとした。普段、私はそれができないから演技する時だけは自由奔放にしようと努力したが、努力することも努力になるので、それが作為的に現れる時もあった。現場ではいつも苦労していた」と吐露した。

逆に似ている部分については、「最初は(似ている点が)ないと思った。ドン・グラミは衝動的に行動するから難しかったが、途中から考え方は似ているが、表現の仕方が違うだけだということに気づいた。それで普段は考えだけで表現できなかったことを、ドン・グラミを通じてすっきりと表現することができた」とし、「一番すっきりしたのは、ある場面で大声を上げるシーン。頭の中だけで想像していたことだった。生きてきて、そうやって行動したいと思ったこともあるが、できない状況だった。劇中でそれができてスッキリしたし、現実では絶対にありえないことなので大変だったが一番好きなシーンだ」と話した。

「ウ to the ヨ to the ン to the ウ」「ドン to the グ to the ラミ」

特に、劇中使用されたドン・グラミといウ・ヨンウの独特な挨拶は、放送を終了した現在も愛されている。

(写真=AIMC)チュ・ヒョニョン

この挨拶を実際に作った張本人のチュ・ヒョニョンは「こんなに人気がでるとは思わなかった。しかも、私はそれを宿題をする感じで作業してた。ウンビン先輩がどのように受け入れてくれるかも分からない状態で作ったので負担があった。『SNL KOREA』(バラエティ番組 以下、SNL)の延長線という感じもした。もっと面白く笑わせたいという欲があった」とし、「実際にウンビンさんとこの挨拶を試した時、ウンビンさんが可愛く受け止めてくれたおかげで、人々の印象に残ったのではないかと思う」と伝えた。

またユーチューブやTikTokなど各種コミュニティで「ウ・ヨンウの挨拶法」をパロディーした映像が多く上がってきたことに対して、「初めて韓国人が真似した時はドラマが好きな視聴者の方々が真似できると思っていたが、全世界の人々がパロディーしてくれた。私にとって、あまりにも大きなことだったので、自分のことだとは思えなかった。この挨拶をパロディーして作られた音源もあった。たしかに私の声なのに、私の声のように感じられなかった。実感がわかない」と戸惑った感想を述べた。

チュ・ヒョニョンは自身の人気を実感しているか尋ねると「普段は人にあまり会わないので、あまり感じられなかったが、普段私が一方的に知っていた先輩たちや芸能人の方々が皆(私を)知っている時に実感した。授賞式に行った時も、そこで会う先輩たちが皆知っていてくれたので『皆私を知っているんだ』という不思議な気持ちが大きかった」と語った。

(写真=AIMC)チュ・ヒョニョン

自信がついた

『SNL』メンバーの反応について「普段から先輩たちは恥ずかしがり屋だ。先に私に話しかけたりはしないが、私が『今回の放送はどうだったか』と尋ねると、答えてくれる。最近『SNL』のメンバーで会議をしたときに、シン・ドンヨプ先輩が私に『私たちの宝物』と言ってくれて感動した。普段あまり褒めない先輩なので内心寂しいと思うこともあったが、そのように言ってくれて『もう少しひるまずに自信を持って臨んでも良いんだ』という気がした」とメンバーからの称賛を喜んだ。

また、家族の反応は「私が末っ子だが、私を福の塊だと思っていると言っていた」としながらも「家族がむしろもっと慎重に思っているようだ」と言った。

彼女は「両親も姉たちも職場や周囲で、私が娘や妹だということを知られてから普段の行動よりも少し気をつけているようだ。私にとって良くない影響を及ぼすのではないかと心配していた。私にも、あまり『ファイト』と言ったりはしない。ただ『体調管理はできているのか』など、こういうことだけ聞いてきて、私が連絡できないと寂しがるが理解してくれて『いつでも家に来て休みなさい』と言ってくれる。負担をかけないようにしてくれているみたい」と家族の深い配慮に感謝の意を表した。

(写真=AIMC)チュ・ヒョニョン

なお、チュ・ヒョニョンが出演した人気ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』はNetflixにて配信中。

(記事提供=OSEN)

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