Wanna One出身の歌手カン・ダニエルが8月13、14日にソウル奨忠(チャンチュン)体育館で初のソロコンサート「2022 KANG DANIEL CONCERT IN SEOUL」を開催。ソロ宣言した2019年7月以来、初めての単独コンサートだった。
14日の公演前の記者会見に出席したカン・ダニエルは、「アルバムを出した期間に比べて公演ができなかった。ついに何かをファンにお見せできる時間とステージが設けられたことに感激だ」と感想を述べた。
カン・ダニエルは1stアルバムのリード曲『Upside Down』の活動中、高難度のパフォーマンスにより椎間板ヘルニア診断を受けている。
現在の健康状態について聞かれると、「頑張って病院に通い、鎮痛剤もちゃんと飲んでいる」とし「残念な部分が多い。どうすれば気づかれずに以前のエネルギーをお見せできるか、悩んでいる」と語った。
カン・ダニエルはこの日、ワールドツアーを計画していることをうかがわせた。
「色々と呼んでくださるところが多く、アジアから(ワールドツアーが)始まりそうだ。海外から韓国に来るのが大変な時期だが、今回、多くの海外ファンが僕のコンサートを楽しんでくれてありがたかった。これからはワールドツアーで海外ファンの故郷でもお会いできるようにしたい。心残りなく、ときめきを抱えて帰ってほしい」
去る6月には、日本進出も宣言したカン・ダニエル。8月17日にシングル『TPIR (feat.MIYAVI)』をリリースし、10月5日にはミニアルバム『Joy Ride』のリリースを予定している。
そのことについては「韓国のファンが惜しみなく関心を持ってくださったおかげで、踏み出すことができたと思う。どうすれば新しい姿を披露できるかと考えていたところ、日本活動をすることとなった。今まで僕がやってきた音楽とは違う。新しい姿をお見せできるように、しっかりと準備している」と話した。
そして「(日本の新曲は)ロック要素が多めな曲だ。ギターサウンドが好きでもあるし、日本といえば個人的にはファンキーな音楽が多いイメージがある。僕がまだお見せしたことのないカラーを、日本活動で披露したい」と意気込んだ。
◇カン・ダニエル プロフィール
1996年12月10日生まれ。個人事務所KONNECTエンターテインメントに所属。2017年に韓国Mnetのオーディション番組『PRODUCE 101』シーズン2を通じて、プロジェクトグループWanna Oneとしてデビュー。グループ活動当初は絶対的センターとして活躍し、ソロ転向後も1stアルバムの売上が韓国の男性ソロ歌手の歴代記録を更新するなど、変わらぬ人気を証明した。
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