ボイスフィッシングの犯行後、自首して話題を集めた有名アイドルグループ出身の俳優A氏側が「事実と異なる部分がある」と明らかにした。
【注目】有名アイドルグループ出身の30代韓国俳優が詐欺に加担?
有名アイドルグループ出身の俳優がボイスフィッシングに加担し、警察に自首した事実が7月12日に明らかになった。その俳優と指摘されたA氏の会社関係者は同日、本紙『スポーツソウル』との通話で、「一定の部分は事実と合っているが、合っていない部分もある」と話した。
彼は「知人の推薦でA氏が仕事を得たのは正しいが、経済的な困難があったという部分はまったく事実ではない。働いてから計4日ほどしか経っていない」とし、「公告を見ると有名なファンディング会社を詐称している。新型コロナの状況であり、非対面で面接が行われたのだが、入社した翌日、すぐに奇妙さを感知した」と状況を説明した。
続いて「ボイスフィッシング会社側が、現金の入金ができない投資家のお金を受け取ってきてほしいと言った。A氏は被害者からお金をもらうとすぐにおかしいと考え、そのまま警察署に行った」とし、「A氏のおかげでボイスフィッシング組織を捕まえることができた。それで被害も防げた」と知らせた。
その後、被害者側と警察側はA氏に感謝の意を伝えていたことがわかった。会社関係者は「警察署側はありがたいとし、ボイスフィッシング防止広報大使まで提案した。現場は温かい雰囲気だった」とし、「被害者は警察を通じて感謝の挨拶を伝えた」と述べた。
先立って京畿道・驪州(ヨジュ)警察署は、A氏が「自分がボイスフィッシング回収者で、被害者から600万ウォン(約60万円)を受け取った」と自白したと発表した。
経済的な困難を経験したA氏が、「高額のアルバイトがある」という情報を受けて仕事を始めたという。いざ仕事を始めるやいなや、ボイスフィッシングと気付いたA氏は、そのまま警察署に訪れて陳述した。
その後、事件を配当された京畿南部警察庁は、被害者を通じて2件の被害が別途にあったことを把握することになった。A氏の申告で、ボイスフィッシングの共犯3人をさらに検挙することができた。
■BTS・Vとも親しい韓国歌手、“性犯罪弁護”の広告に写真を無断使用されて訴訟を提起し一部勝訴
前へ
次へ