『ペーパー・ハウス・コリア』で視聴者の怒りまで誘う強烈な印象を残した俳優パク・ミョンフンがパート2に対する期待と共に俳優としての目標について明らかにした。
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7月8日、『ペーパー・ハウス・コリア』のオンラインインタビューにパク・ミョンフンが参加した。
6月24日に公開された『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』は、Netflixでヒットしたスペインドラマ『ペーパー・ハウス』をリメイクした作品だ。統一を控えた朝鮮半島を背景に、天才的な戦略家とそれぞれ異なる能力を持つ強盗団が繰り広げる、前代未聞の人質強盗劇を描いた。
劇中、韓半島統一造幣局の局長チョ・ヨンミン役を演じたパク・ミョンフン。
愛する女性にまで犠牲を強要し、危機がおとずれるたび自分だけのために行動する人物として視聴者をイライラさせた。「ドラマを見たあと、妻も卑怯な奴と言っていた。しかも、国民的卑怯な男と言っていた」と悪役に対して、満足げに表現していた。
パク・ミョンフンはリュ・ヨンジェ作家の提案を受けて『ペーパー・ハウス・コリア』に合流することになったという。「『パラサイト 半地下の家族』を終えてからリュ・ヨンジェ作家と食事の席で会ったが、チョ・ヨンミンの役を提案された。当時は、原作を知らなかった。原作を見た後、嫌われるかもしれないが、面白そうだと思った。原作をもとにキャラクターを写すことができなかった。利己的という骨組みは同じだが、真似したからといって良さが出てくるわけではない。私一人だけの造幣局長を体得しようと努力した」と過程を伝えた。
続けて「どのように怒りを刺激するか考えた。怒りに火をつける人物が劇には欠かせない。その役を私がすると考え、チョ・ヨンミンという役は劇が終わる時に潤滑油の役割をするのではないかと思った。利己的な人間の終わりを見せなければならないと思って演技した」と説明している。
チョ・ヨンミンは劇中、ミソン(演者イ・ジュビン)とデンバー(演者キム・ジフン)と三角関係になったりもした。
パク・ミョンフンは「キム・ジフンとは恋敵だ。実際に対立する場面を撮りながら痛かったし、あざもできた。リハーサルから台詞もたくさん合わせて、リハーサルをしながらぶつかった。だから、演技をしながら興奮した。イ・ジュビンと一緒にリハーサルをしながら準備した。イ・ジュビンは立派で、本当にしっかり準備をしていたので、楽しく一緒に作業をした」と共演者を褒め称えている。
『パラサイト 半地下の家族』に続き『ペーパー・ハウス・コリア』まで、グローバル的な興行を記録しているが、パク・ミョンフンは他の俳優たちとコミュニケーションを取りながら常に謙遜しようと努めた。
「ソン・ガンホやソル・ギョングに謙遜し、常に人々に温かく接しなさいとよく言われる。そんな言葉にも動揺せず、演技に集中してまっすぐ行けと、ありがたい言葉をたくさん言ってくれる。先輩や後輩もパク・ヘス、ビョン・ヨハンとも時間を持つ。同僚たちと多くの対話を交わしながらメンタル管理をしている」と打ち明けている。
『ペーパー・ハウス・コリア』パート2で変わる姿も予告した。
パク・ミョンフンは「想像以上にもっと悪い姿を期待しても良い。まだ出ていない他の人物も登場する。パート2のためにパート1を走ってきたと思うことができる。パート2が大きなプレゼントになるだろう」と自信を示した。
『パラサイト 半地下の家族』でスターになった後も、着実に作品に出演してきた彼の目標は素朴だった。「全盛期は明日だと思う。そうしてこそ、安住せず演技ができる。演劇をする時から考えていたのは、幸せな俳優だ。私が幸せな状態でその配役を演技する時、観客に幸せな気持ちで眺めてほしい。幸せに作業をする俳優として多様なキャラクターを見せることができる俳優になりたい」と語った。
(記事提供=OSEN)
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