韓国の“日本ラーメン専門店”、元BIGBANGのV.I含む関係者らに訴訟を提起

元BIGBANGのV.Iがオーナーを務めていたラーメンチェーン「アオリの神隠し」が、V.Iに対する訴訟を提起した。

7月30日、法曹界によると、「アオリの神隠し」加盟店15カ所の店主26人が、本社であるアオリFNBとV.I、そして会社の買収者などを相手にソウル中央地裁に訴訟を提起した。請求額は約15億ウォン(約1億5000万円)に上るという。

(関連記事:V.Iのラーメンチェーン「アオリの神隠し」、売り上げが急減。70%減の店舗も

アオリFNBと加盟店契約を結んだ店主らは、2017年から2018年にかけて釜山、蔚山(ウルサン)、大田(テジョン)、京畿道など、韓国各地で「アオリの神隠し」をオープン。2018年にはほとんどの店舗が月1億ウォン(約1000万円)以上を売り上げ、順調な営業を続けてきた。

しかし、今年の初めに「バーニングサン事件」が発生し、V.Iに売春あっ旋、横領などの疑惑が殺到するや事態は一変した。2019年1月から4月の売上は、以前までの半分にも及ばなかったという。

(写真=V.IのSNS)

店主らは、「“アオリの神隠し”は、俗称“スンリ(V.Iの韓国での芸名)ラーメン”として広報が行われ、本人もテレビ番組やSNSを通じて直接及び間接的に広報活動を行ってきた」とし、「改正された加盟事業法の趣旨に照らして、加盟本部が“オーナーリスク”の発生に対する損害賠償をしなければならない」と伝えた。

「加盟店契約当時の代表理事であったV.Iも当然責任を取るべき」というのが、訴訟を提起した店主らの主張だ。

訴訟の当事者である店主のシン某氏は、韓国メディア『聯合ニュース』とのインタビューでこう話している。

「V.Iというブランドを信じ、飲食業界の中でも最高額の加盟費とロイヤリティーを払って店をオープンした。にもかかわらず、V.Iはバーニングサン事件から一度も店主らに謝罪をしていない」

これに先立って他の店主らも、バーニングサン事件による売上の急落を理由に「アオリの神隠し」加盟本部に訴訟を起こしたことがある。しかし、当時はV.Iが訴訟対象から外された。

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