BTS(防弾少年団)のJ-HOPEがソロアルバムの先行公開曲『MORE』のミュージックビデオを通じて、これまでとは大きく異なる魅力を爆発させた。
7月1日13時、J-HOPEは公式YouTubeチャンネルにソロアルバム『Jack In The Box』の先行公開曲『MORE』のミュージックビデオを公開した。ミュージックビデオは強烈でダイナミックな演出と意味深長な場面にJ-HOPEの新しい魅力が加わり、目が離せない仕上がりだ。
誰かから渡された箱を開けるJ-HOPEの姿から始まる『MORE』のミュージックビデオは、全体的に暗くて強烈な印象だ。ピエロをモチーフにした「ブラック」と「ホワイト」の衣装と小物を身につけたJ-HOPEは、複数の部屋を行き来しながら歌う。黒と白という相反するイメージを表現すると同時に、J-HOPEだけの情熱と多様な姿を現す映像美が注目を集めている。
『MORE』のミュージックビデオは、アルバムタイトルである『Jack In The Box』の箱の中を背景にしている。「箱」はJ-HOPEの内面を表現し、それを開けるとJ-HOPEの情熱と多彩な姿が繰り広げられる。 廊下のシーンに登場する部屋はJ-HOPEの自我を象徴し、J-HOPEは部屋を行き来しながら風変わりな魅力を発揮する。その過程で様々な角度のアングルを活用した場面転換が、J-HOPEの新しい姿をより一層引き立たせる。
意味深長な場面が続くなか、J-HOPEはバンド演奏に合わせて歌う姿で曲の魅力を生かし、格別なカリスマ性でミュージックビデオの完成度を高めた。J-HOPEが箱を閉める姿を盛り込んだミュージックビデオの最後のシーンは、部屋がボックスの中であったことを暗示する。
J-HOPEはソロアルバム『Jack In The Box』に、これまでの枠組みを破り、これから進む道に対する自身の悩みと情熱を込めたが、先行公開された『MORE』はこのアルバムの核心的なメッセージになる曲のひとつだ。『MORE』は箱の中から湧き上がる情熱と野望、欲望の炎について扱いながら、「多様な姿を見せたい」というJ-HOPEの力強い抱負と純粋な思いを込めた。
『MORE』は強いドラムビートとギターサウンドが目立つオールドスクールHIP HOPジャンルで、J-HOPE特有のリズミカルなフロー(Flow)とシャウト(Shouting)が圧巻だ。
なお、J-HOPEは先行公開曲に続き、来る7月15日にソロアルバム『Jack In The Box』の全曲を発表する。
◇J-HOPE プロフィール
1994年2月18日生まれ。本名チョン・ホソク。2010年にBig Hitエンターテインメント(現HYBE)の練習生となり、2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではメインダンサーとリードラッパーを担当しており、ムードメーカー的存在としても知られている。活動名である「J-HOPE」は、名字であるチョン(英:Jeong)の頭文字の“J”と、希望を意味する英単語の“Hope”を掛け合わせたものであり、「パンドラの箱を開けると底には『希望』だけが残った」というギリシャ神話に由来している。
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